【ぬいぐるみの茶色いシミの取り方】簡単!!効果的な染み抜き方法を紹介!

 

可愛いぬいぐるみが大好きという方は多いと思います。

 

また、子供がいる家庭ではお気に入りのぬいぐるみがたくさんあるという方もいるでしょう。

 

いつの時も私たちの心を癒し、育んでくれるぬいぐるみを大切にしたいですよね。

 

そんな大切なぬいぐるみに、茶色のシミを見つけてしまったとしたら大変です。

 

 

 

ぬいぐるみは衣類と同じように洗って良い物、洗ってはいけない物と選別もされており、洗い方・シミの取り方を迷う方は多いはず。

 

そこで今回は家で簡単にできるぬいぐるみの茶色のシミの取り方をご紹介していきます。

 

ぬいぐるみの茶色いシミの正体は?

まず、ぬいぐるみについている茶色のシミは何なのか、その原因についていくつか紹介をします。

 

①手垢・食品汚れ・子供のよだれ

これらは日常生活を送る上でいつの間にかついてしまう汚れの一種です。

 

子供は気になったものは口に入れてしまうので、少し目を離した隙にぬいぐるみをかじったり、舐めたりしているものです。

 

汚れがついても気づかずにそのままにしていると、いつも間にか汚れが蓄積されてシミとなっているケースがあります。

 

②ダニ・ノミの死骸の跡

高温・多湿を好むダニ・ノミは5月~9月に繁殖すると言われていますが、最近は暖房がある家がほとんどなので冬でも多く生息しています。

 

そのダニやノミの死骸の跡が、茶色の点々としてぬいぐるみに残ってしまうことがあります。

 

フケや垢が少しでもあれば何百匹と生息できる驚異の繁殖力を持っています。

 

ダニは50度の熱を30分程あてると死滅すると言われていますが、天日干しでは、ほぼ駆除は不可です。

 

ぬいぐるみの茶色いシミの取り方

 

それではシミの原因が分かったところで、今度はシミの取り方、洗濯の仕方について紹介させていただきます。

 

家でも出来る方法を紹介しますので、ぜひ試してみてください。

 

CHECK!!

まず家で洗濯可能か、タグを確認しましょう。
タグに家洗い不可と表示されていれば家で洗濯をすることができませんので、クリーニング店へ相談してみましょう。
他にもぬいぐるみの中に機械が入っていたり、明らかに色落ちをしそうな素材のものは家での洗濯は不可となります。

 

①全体のシミを落とす方法

「ac 写真 中性洗剤」の画像検索結果

 

部分汚れではなく、全体の汚れを取る場合は、溜めた水に中性洗剤を溶かして浸けおきするのが良いでしょう。

 

ネットにいれて洗濯機で洗えそうな物は洗濯機でおしゃれ着洗いと同じ要領で洗い、洗えない物は手洗いをしましょう。

 

下記には、手洗いによるぬいぐるみの洗い方をご説明していきます。

【用意するもの】

✔ 洗剤(中性洗剤)

※色あせ・型崩れ・毛玉を防いでくれる「アクロン」がおすすめ。

✔ タオル(色落ち確認用)

手順

  1. ぬいぐるみについているボタンなどの装飾品はあらかじめ取ります。
  2. まずは色落ちしないかタオルの一部分に洗剤をつけ、軽く汚れの部分にトントンと押します。
    しばらくたっても色落ちが確認できなければ大丈夫です。
  3. 洗面器、または洗面所で水をはります。
  4. 水に中性洗剤を入れ、水と混ざるようにかき混ぜます。
  5. 水の中にぬいぐるみを入れ優しく押し洗いをします。
    この時、ごしごしするなど強い摩擦を与えると生地が傷ついてしますので、優しく丁寧に押し洗いをしましょう。
  6. 軽く脱水をします。水をはっている場合は水を流してください。
  7. 2回ほどすすぎます。シャワーなどで流しても大丈夫です。
    泡がきれるまでしっかりとすすいでください。しっかりとすすぎきれないと菌が発生し、匂い菌のもととなってしまいます。
  8. 最後にまた脱水をして終了です。
    脱水ですが、手である程度絞った後に、洗濯機に入れて脱水機能を使用して、5秒~10秒程脱水します。時間の脱水は中綿が崩れてしまうので避けてください。
  9. 取りだして形を整えたら、陰干しをします。
    日干しをしてしまうと焼けて変色してしますので、風通しの良い陰干しがオススメです。

※使用できない生地としては、絹(シルク)・レーヨン・キュプラの素材皮革などは型崩れや縮むことがあるので使用できません。また、色落ちするものにも使用できません。

 

最近では浴室乾燥がついている家が多くなってきているので、この浴室乾燥を利用しても良いと思います。

 

我が家では一度乾燥機にかけたところ、中綿の型が崩れてしまい、手で何とか整えてみましたが、結局元の形には戻りませんでした。

 

よって、乾燥機での脱水はあまりオススメできません。

 

もしタグに手洗い不可、ドライのみ可というマークがある場合は、以下の要領で汚れを落としましょう。

【用意するもの】

✔ 水

✔ 容器

手順

  1. ぬいぐるみを動かさず15分程水につけ込みます。
  2. 水を流して脱水をします。
  3. また水を入れて水につけ込みます。(1分×2回程繰り返してください)
  4. 軽く脱水をして終了です。

 

②部分的なシミ汚れの落とし方

 

食品などの食べこぼしでできた濃い汚れ、シミを落とすには、洗剤を直接シミ部分にかけ、もみ洗いをしましょう。

 

あまり強くこすってしまうと生地が傷つくので、この時もなるべく優しくもみ洗いをしてください。

 

もみ洗いが面倒で漂白剤、衣類ハイターにつけてしまうと、色落ちに原因になるので、なるべく使用しないようにしましょう。

 

どうしても汚れが取れない場合などは、クリーニング屋に相談するのがオススメです。

 

③取り扱いに注意が必要なもの

「ac 写真 手洗いクリーニング」の画像検索結果

 

取り扱いに注意が必要なものについては、洗える部分だけ手洗いで優しく洗いましょう。

 

中に機械や充電器が入っている場合は故障の原因になるので取り外してから洗いましょう。

 

また、皮製品やアンティークのぬいぐるみなどは洗うと色落ちしてしまう可能性がありますので、皮クリーナーを使用して綺麗にしましょう。

 

④【番外編】お酢を使用して洗う方法

「ac 写真 食酢」の画像検索結果

 

お酢を洗濯に使用すると聞くと意外と思われる方も多いと思いますが、お酢に含まれる成分が洗濯に良い効果をたくさんもたらします。

 

シミなどの汚れを落とすだけではなく、柔軟剤の代わりに洗濯物を柔らかくしたり、殺菌・消毒の効果、洗濯槽を清潔に保つ効果など、利点がたくさんです。

【用意するもの】

✔ お酢(砂糖の含まれていない穀物酢がオススメ)

*砂糖の含まれているお酢を使用すると、クエン酸の効果が弱まってしまうため、洗浄力が期待できません。

✔ 水

手順

 

柔軟剤をいれるトレイの所にお酢を入れ、通常のおしゃれ着洗いで洗います。

 

※柔軟剤の代わりとして使用する場合、水45リットルに対して50ccが目安です。

 

洗面器に水を溜めてお酢を垂らすのでも同様の洗浄効果があります。その際は優しく押し洗いをしてください。

 

 ※注意点※

お酢は確かに殺菌・消臭効果がありますが、容量を間違えるとお酢独特の酸っぱい匂いがしてしまいます。お酢を使用して洗濯する場合は必ず正しい容量で使用するようにしましょう。

 

まとめ

まとめ

 

 ぬいぐるみにつく茶色のシミは手垢・食品汚れ・子供のよだれ、またはダニ・ノミ。

 

 使用する洗剤は中性洗剤が良い。(アクロンなど)

 

 洗い方は水を溜めた洗面器に洗剤を溶かして優しく押し洗い。

 

 菌を防ぐため、すすぎはしっかりと行う。

 

 陰干しがオススメ。(風通しの良い場所が◎)

 

 濃いシミには洗剤を直接シミ部分にかけ、もみ洗い。

 

 家で洗えない物はクリーニング店へ相談しよう。

 

 お酢を使うと柔軟剤効果や殺菌・消毒効果がある。