
飲食店、小売店、美容院や整骨院のサービス業の入り口など、街中のいたるところでみかけるブラックボード。
お店の雰囲気や個性を演出し、おすすめのメニューや商品のアピールに大活躍です。
今や集客にはかかせない大切なツールです。
映画館のブラックボードマミさんすごかった pic.twitter.com/Ow6g0BbzXI
— しろいはくと@コミケ2日目【れ03a】 (@shiroi_hakuto) October 28, 2013
ポスカマーカーやチョークを使って簡単におしゃれに可愛く書くことができますね。
そんなブラックボードですが、実は、『マーカーやチョークが落ちない』という意見も多くあがっています。
この記事では、ブラックボードについて、消えなくなったポスカマーカーやチョークを簡単に消す方法を紹介します。
目次
ブラックボードについたポスカマーカーの消し方
ポスカマーカーは、水性顔料インクです。
蛍光カラーやメタルカラーなどもありますが、水性なので、基本的には水拭きで簡単に消すことができます。
ですが、看板に使用することが多いため、うっかり触ってしまっても擦れずきれいな状態を保てるように作られています。
つまり、一度乾くと乾拭きでは落ちにくいということでもあるのです。
乾燥して落ちにくくなってしまった場合は、下記の方法を試してみてください。
①濡れふきんで湿らせて拭き取る
【用意するもの】
✔ 濡れ布巾
手順
- 濡れ布巾をブラックボードに残ってしまったマーカーの上にかぶせ、しばらくおきます
- その後、固く絞った雑巾で根気よく拭いてください
消す時ってなんだか虚しくなってしまう(._.)w#メンズ倉庫 #オーダースーツ #オーダーシャツ #スーツ #ブラックボード #広島 #安佐南区 pic.twitter.com/HQbgAQERSE
— メンズ倉庫 広島 (@MensSoko) May 21, 2018
②消毒用エタノールで拭き取る
【用意するもの】
✔ 消毒用エタノール
✔ コットンなどの布類
手順
- 消毒用エタノールを柔らかいコットンなどの布に含ませます。
- マーカーが残っているところを拭き取ります。
前回のブラックボードをエタノールでゴシゴシ
— ろみ (@romi_hiromi) October 24, 2015
朝から意気揚々とブラックボードを書き換えようとしたら消えない(^_^;)
エタノール買ってこなくては。— 青畳工房 四角い頭の畳マン六代目 (@aodatami) December 7, 2014
③メラミンスポンジで拭き取る
【用意するもの】
✔ メラミンスポンジ
手順
- メラミンスポンジに軽く水を含ませます。
- クルクルと擦って落とします。
夏場、直射日光をガンガンに浴びていたブラックボード。思った通り、水をかけ普通にこすっても、スポンジでこすっても消せなくなってました。諦めかけたときに、ふと見つけたダイソーのメラミンスポンジでこすったら、一瞬でキレイに‼️凄いぜ‼️ メラミンスポンジ😁 #ブラックボード #メラミンスポンジ pic.twitter.com/lkbLFrXBux
— 大黒屋 酒店 (@daikokuya_jp) December 21, 2018
④それでも落ちない場合は・・・
どうしても落ちない場合は、塗料用のシンナーを使って拭き取りましょう。
塗料用シンナーは、ホームセンターなどで販売していますので、最終手段としてお試しください。
なぜに消えぬ!
ブラックボードにチョーク。雨がかかったからかな。
シンナーでせっせと消すこと約30分。
またもや汗だく! pic.twitter.com/5zsyVleS8l— 堀切憲司 「きょうしん」の代表でも店長 (@kyoushinkenji) June 21, 2017
また、普通のポスカマーカーはブラックボードで使用すると消しにくくなるので、その問題点を改良したブラックボードポスカというものが販売されています。そちらを使うようにしましょう。
黒板タイプのブラックボードについたチョークの落とし方
表面がマット加工の黒板タイプのブラックボードは黒板消しで消しましょう。
黒板消しを使うとチョークの粉が出るので、上から下へ向かって消すようにします。
ゆっくりと力を入れながら消しましょう。
どうしても消えないチョークは、下記の方法を参考にしてください。
①濡れた雑巾で拭き取る
【用意するもの】
✔ 濡れ雑巾
手順
- 雑巾を水で濡らし、固く絞ります。
- チョークの残っているところを拭き取ります。
※雑巾に水分が多い場合や何度も繰り返し拭いているうちに黒板の表面の塗装が剥げて、黒板が傷む可能性がありますので、注意しましょう。
②マイクロファイバーの布で拭きとる
マイクロファイバークロスを使用する際は、濡らす必要はありません。
そのままの乾いた状態で拭きましょう。
また、マイクロファイバーは汚れを吸着し、黒板を傷めることもありませんので安心です。
ホームセンターで販売されていますので、ぜひお試しください。
③黒板を塗り直してみる
(引用:幸せのひろいかた and チクチク日記)
どうしても汚れが落ちない場合は、黒板を塗り直すのがおすすめです。
黒板塗料には、水性と油性があります。
【水性タイプ】
水に薄めて使用します。臭いも少なく乾きも早いので簡単に塗ることができますが、耐久性が悪く、チョークが拭き取りにくいといった欠点があります。
【油性タイプ】
シンナーで薄めて使用します。臭いがきつく乾くまでに時間がかかりますが、耐久性は良く、チョークが消しやすいといった長所があります。
うすめ液が、水かシンナーかの違いぐらいで、ほとんどの工程は同じです。
もう少しお手軽なスプレータイプの黒板塗装もあります。ホームセンターや百円ショップでも取扱いがありますので、チェックしてみましょう。
ブラックボード・黒板のお手入れ方法
定期的にお手入れすることで、快適に長く使用できます。
週に一回から二回ほど、水で濡らした雑巾を固くしぼって拭くようにしましょう。
黒板の場合は、塗装がはがれる原因につながりますので、力のいれすぎに注意しましょう。
その後、乾いた布で乾拭きしてください。
埃やチリが表面に付着しているとマーカーなどが消えにくくなりますので、きちんとメンテナンスするようにしましょう。
また、長時間文字を書いた状態のまま置いておくと文字が消えにくくなる傾向があるので、使用後はすぐに消すようにしましょう。
チョークを使用する際は、JISマークのついた品質のいいものを使うようにしましょう。
まとめ
まとめ
<ブラックボードについたポスカマーカーの消し方>
✔ 濡れ布巾で湿らせて拭き取る
✔ 消毒用エタノールで拭き取る
✔ メラミンスポンジで拭き取る
✔ 塗料用のシンナーを使って拭き取る
✔ ブラックボードポスカというブラックボード専用のマーカーを使用する
<黒板タイプのブラックボードについたチョークの落とし方>
✔ 濡れた雑巾で拭き取る
✔ マイクロファイバーの布で拭きとる
✔ どうしても気になるときは、黒板を塗り直してみる
<ブラックボード・黒板のお手入れ方法>
✔ 週に1・2回、濡れ雑巾で拭くようにする
✔ 使用後はすぐに消すようにする
✔ チョークを使用する際は、JISマークのついた品質のいいものを使うようにする