「ガムを噛みながら寝てしまってふと気が付くと髪の毛にべったりくっついてしまった…」なんて経験をしたことはありませんか?
また、小さなお子様がいるご家庭はヒヤッとした経験もあるでしょう。
髪の毛にガムがつくと本当に残念な気持ちになりますよね。
ふと娘を見たらハサミで髪を切ろうとしてた
めちゃ焦って、なにしてんのー!
って叫んだら、ざっくり切る前に止められたけど、ちょっと切ってた
なんでこんなことしたの!?
って聞いたら
髪にガムついたから…
ずこーっ_(┐「ε:)_ pic.twitter.com/zbYBVPfop3
— ままんぼう『この日の為に痩せました』 (@ichihinamama) April 8, 2019
できたら髪を切らずにガムを取りたい、そしてできたら痛くない方法で取りたいですよね。
そこで今回、『髪の毛についたガムの取り方』についてご紹介していきます。
小股つぁいにはぜひ参考にしてみてください!
目次
髪の毛についたガムを簡単に落とす際のポイント
髪の毛についてしまったガムを髪の毛を切ることなく簡単に落とすには、大きく分けて2つの方法があります。
それは・・・
- 溶かす方法
- 冷やして固める方法
溶かす方法はあるアイテムを使ってガムを溶かしながらするりと髪の毛から剥がします。
髪の毛についたガムを溶かして取る場合、「油分を使う方法」「アルコールを使う方法」が有効です。
また、冷やして固める方法は髪の毛に絡んだガムを冷やし、固めることでポロポロと落としていく方法です。
ではこの溶かす方法と冷やす方法を行うには何を使えばよいのでしょうか?
まずは冷やして固める方法からご紹介します。
髪の毛についたガムを冷やして取る方法
こちらは冷やしてガムを固め、髪の毛からとる方法です。
ガムを噛んでいながら冷たいものを飲むとガムが硬くなるように、ガムは冷えると固まる性質があります。
これを利用し、ガムの粘着力をなくし髪の毛から取ります。
【用意するもの】
✔ 氷や保冷剤、冷却スプレー
✔ シャンプー
手順
- 氷や冷却スプレーを直接ガムに当てます。
- ガムが固まったら髪の毛を引っ張らないように注意しながらガムを剥がします。
- ガムが取れたらしっかりとシャンプーをします。
注意点としては、ガムが髪の毛に絡まってしまっている場合はこの方法はあまり役に立ちません。
軽く前髪や毛先についてしまったレベルならば対処できますが、複雑に絡まっている場合は次にご紹介する方法を試してください。
それはガムを溶かす方法です。
ガムを溶かして髪の毛から取る方法
①油分を使う方法
子供の頃、チョコレートとガムを一緒に食べた経験はないでしょうか。
ガムはチョコレートと一緒にすると溶けます。これはチョコレートの油がガムを溶かすためです。
それと同じ要領で様々な油でガムを溶かすことができます。
食物油やオリーブオイルなどの食用のものや普段から髪に使う整髪料などは安全に使うことができます。
【用意するもの】
✔ 食物油、オリーブオイル、ベビーオイル、ヘアムースなどの整髪料、クレンジングオイルのいずれか1つ
✔ キッチンペーパーやティッシュ、コットンなど
✔ シャンプー
手順
- キッチンペーパーなどに食物油などをつけます。
- ガムがついた髪にキッチンペーパーなどでつまみ1分ほど待ちます。
- 引っ張るように髪からキッチンペーパーを取ります。
- ガムが取れたらシャンプーをして油分を流します。
②油分を使う方法【番外編】
上記では、チョコレートの油分を用いた方法をご紹介しました。
しかた、チョコレート以外にもチョコレートのような油分を含んだ食べ物でも髪の毛についたガムを溶かすことができます。
しかし、チョコレートを塗るのは、少し現実的ではないのでオススメの食材をご紹介します。
それは・・・
- バター
- マーガリン
- ピーナッツバター
- マヨネーズ
などを使う方法です。
冷蔵庫の中にあるこれらの食品でも髪の毛についたガムを落とすことができます。
ただし匂いがつきやすいので取れた後は必ずしっかりとシャンプーをするようにしてください。
【用意するもの】
✔ バターやマーガリン、ピーナッツバター、マヨネーズなど
✔ 使わなくなった歯ブラシ
✔ くし
✔ スプーン
✔ シャンプー
手順
- バターやマーガリンなどをスプーンに取ります。
- パンにバターを塗るように髪の表面につけます。
- 髪の表面についたバターなどを歯ブラシで髪の奥まで浸透させます。
- 1分ほど待ちます。
- くしで髪をとかすようにガムを取り除きます。
- ガムが取れたらシャンプーをして油分を流します。
食物油やバターなど口に入れて安全なものは、小さなお子様の髪の毛についたガムを落とすときにも安心して利用できますね。
③アルコールを使う方法
アルコールもガムを溶かす働きをします。
【用意するもの】
✔ 消毒用アルコール、ブランデー、ウイスキーなど
✔ キッチンペーパーやティッシュ、コットンなど
✔ シャンプー
手順
- キッチンペーパーなどに消毒用アルコールなどをつけます。
- ガムがついた髪にキッチンペーパーなどでつまみ1分ほど待ちます。
- 引っ張るように髪からキッチンペーパーを取ります。
- ガムが取れたらシャンプーをして油分を流します。
消毒用アルコール以外のアルコールを使用する場合は、度数の高いアルコールを使うとより効果が高いです。
ただし、アルコールですので小さなお子様には使用しないほうが安全です。
髪の毛についたガムを取る際のポイント
髪の毛についたガムを取る方法はいくつかありますが、すべてに共通してより効率的に落とすポイントが4つあります。
それは・・・
- 水で濡らさないこと
- ガムのついた髪の少し前をゴムで結んでから対処すること
- 油などがついても良いタオルを肩にかけること
- ガムを取ったら必ずシャンプーをすること
です。
①水で濡らさない
ガムが髪の毛についてしまうとどうしても取りたい!流したい!という気持ちが働きます。
そのため、焦って水をつけて洗い流そうとしてしまう方が多いです。
しかし、水をつけるのは逆効果です。
ガムが落ちにくくなるだけでなく、油分やアルコールなどをはじいてしまいます。
そのため、ガムが髪の毛についてしまったら、水で濡らさないようにしてください。
②ガムのついた髪の少し前をゴムで結んでから対処する
また、ガムを取る際、必ずガムのついてしまった場所をゴムで結ぶようにしてください。
そうしないとついたガムが別のところについてしまうなど被害が拡大します。
③油などがついても良いタオルを肩にかけること
油やアルコールでガムを落とそうとする際、油やアルコールが垂れることがあります。
そのため、服についてしまうことがあるので肩に汚れても良いタオルなどをかけておくと安心です。
服を脱げる状態でしたら脱いで対処するほうが洋服に油じみなどをつける心配がないのでより安心です。
そして最後には必ずシャンプーをし、髪をきれいな状態に戻してください。
まとめ
まとめ
✔ 髪の毛についたガムを取るには溶かす方法と冷やして固める方法がある。
✔ 冷やして固める方法では氷や冷却スプレーを使う。
✔ 溶かす方法には油やアルコールを使う。
✔ 溶かす方法の番外編としてバターやピーナッツバターなどの食材も使える。
✔ アルコールは小さなお子様には使用しないほうが良い。
✔ 髪の毛にガムがついてしまったら水で濡らさないようにする。
✔ ガムを取る時はガムがついた場所をゴムで結んでから対処する。
✔ 洋服が汚れないように配慮する。
✔ ガムが取れたら必ずシャンプーをする。
いかがでしたでしょうか?
髪の毛にガムがついてしまうとどうしても焦ってしまいますが、冷静に時間をかければ髪の毛を切ることなくガムを落とすことができます。
今回ご紹介した方法は特に何かを買いそろえる必要もなく、家にあるものを使う方法がほとんどです。
髪の毛にガムがついてしまったらぜひこれらの方法を思い出して、焦らずにガムを綺麗に取ってみてくださいね。