どこの家庭でも必ずある生卵。
スーパーによっては100円以下で購入できる機会も多く、ついついまとめ買いしてしまう食材ですよね。
ヤバい、卵買いすぎた…
賞味期限まで後2日しかない…さてどうしようかな… pic.twitter.com/tTNbLxlM7f
— 森羅万象@プライム民 (@morizo_3594) June 26, 2019
しかし、まとめ買いしたのはいいものの毎日卵料理を作るというわけにもいかず、賞味期限を切らしてしまうこともよくあります。
捨てなくてはいけないものの、流しに捨てたほうがいいのかそのままゴミに出してもいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、『生卵の正しい捨て方』をご紹介していきます。
お困りの際はぜひ参考にしてみてください!
目次
生卵の正しい捨て方【全5選】
①そのまま破棄する
ほとんどの人がこの捨て方を実践しているのではないでしょうか?
生卵を割ったりせずにそのまま他の生ゴミと一緒にゴミに出してしまうだけです。
ここで注意してもらいたいのが、卵のパックはプラスチック類の日に出すということです。
地方自治体によって決まりは違いますが、分別に厳しい地域だと最悪の場合、持って行ってくれない可能性もありますので各自治体のHPを確認するようにしましょう。
また、生卵は衝撃で割れてしまいやすいため中身がこぼれてしまう可能性があります。
そのため、ビニール袋に入れて密封してからゴミ袋に入れるようにすると万が一ゴミ袋が破れてしまっても生卵が溢れでてしまう心配がありません。
②茹でてから破棄する
生の状態で出すのはカラスなどの心配もあるし気が引ける…という場合は、ゆで卵にしてから捨てることで流れ出る心配もなく、捨てやすくなります。
この際、茹で時間は特に決まりはありませんが、しっかりと茹でておくと殻が割れてしまっても流れ出てしまう心配がありません。
わざわざ捨てるものを加熱するのは面倒と思う人も多いと思いますが、ゴミ捨て場をカラスなどが荒らした時の後処理を考えると茹でた方が掃除もしやすくなります。
③牛乳パックに入れて破棄する
捨てる際に空になった牛乳パックの中に卵をそのまま入れて破棄するという方法があります。
この方法を使うと生卵が割れてしまっても外に漏れ出す可能性を最小限に抑えることができます。
その理由として、牛乳パックはもともと液体物が入っているものであるため、液体が漏れないようにしっかりと加工がされていることと、口さえしっかりと閉じれば中身が漏れにくくなる作りになっているからです。
そのため、生卵を捨てる際の入れ物として牛乳パックはとても有効な方法と言えます。
注意点としては、牛乳パックはリサイクルできるものの1つでもありますので、地方自治体によっては捨てる日が指定されている可能性もあります。
場合によっては持って行ってもらえない可能性もありますので、事前に市町村のHP棟で確認しておきましょう。
④トイレに流す
ゴミとして出すのは気が引けるという場合は、トイレに流すという方法もあります。
そうすることで捨てるのは卵の殻だけになりますので、卵の中身がゴミ袋の中から漏れ出すこともなく捨てることができます。
注意点としては、いくらトイレといえどあまりにも頻繁に生卵を流してしまうと環境や配管が傷んでしまう心配がありますので、大量に流すことはお勧めしません。
また、汲み取り式の場合は卵が腐ってしまった時に匂いがかなりきつく感じると思いますので、汲み取り日の前日などに捨てることをお勧めします。
⑤新聞紙に包んで破棄する
古新聞などは窓拭きに活用したり、油を吸い取らせるのに活用したり、読み終わったら終わりではなく様々な活用方法ができます。
生卵を捨てる際も新聞紙を3〜4枚ほど重ねたものに卵をのせて包んで捨てることで、万が一卵が割れてしまっても新聞紙が水分を吸い取ってくれます。
注意点としては、しっかりと新聞紙で包んでおかないと隙間から卵が漏れ出てしまいますので、なるべく隙間のないようにしっかりと包むようにしましょう。
じつは生卵の捨て方に決まりはない
捨て方をいくつかご紹介しましたが、結論として賞味期限が切れてしまった生卵の捨て方として「絶対にこうしなければいけない!」という決まりはありません。
もちろん、地方自治体によっては捨て方に制限をかけているところもあると思いますが、基本的な捨て方に制限はありません。
そのため、基本的にはどのような捨て方をしても問題はありませんが・・・
- 生ゴミの日に出す(地域によっては燃えるゴミの場合もある)
- カラスなどがゴミを散乱させてしまう可能性を考える
- 万が一割れても流れ出ないように密封する
などの最低限の配慮は絶対に必要です。
そのため、捨てる前には地方自治体のHPで卵の捨て方に規定を設けているか、燃えるゴミか生ゴミかのゴミ分別など、確認しておくと安心して捨てることができます。
賞味期限を切れても卵は食べることができる!
賞味期限が切れるとすぐに破棄しなくては!と思う人がほとんどだと思います。
しかし、生卵は賞味期限が切れてしまっても一定期間は食べることが可能です。
まず、賞味期限というのは「美味しく食べることができる期間」として定められているものです。
反対に消費期限は「その期間内に食べなくてはならない」ものとなりますので、賞味期限表記の生卵は消費期限とは違い、期間を過ぎても食べることは可能です。
期間としては保存環境によって異なりますが、2〜3日以内に食べることをお勧めします。
保存環境が良いと1週間以上問題なく食べることができる可能性がありますが、より安全に食べることを考えて数日で食べきるようにしてください。
しかし、食べることは可能であっても注意点はあります。
2つの注意点
- 生食は避ける
まず、「生食は避ける」ということです。
生卵の賞味期限は「生食で安心して食べることができる期間」とされていますので、その期間が過ぎてしまうと腹痛や下痢を起こしてしまう可能性もあります。
そのため、しっかりと火の通して食べるようにしましょう
- 腐敗していないかの確認をする
2つ目は、「腐敗していないかの確認をする」ということです。
保存環境によっては賞味期限が過ぎた直後でも腐敗している可能性があります。
そのため割ってみて匂いや色に普段と違うものがないか、しっかりと確認してから加熱調理するようにしてください。
まとめ
まとめ
✔ 生卵はそのまま捨てても問題がない。
✔ ゆで卵にすると捨てやすくなるが茹でる手間がある。
✔ 牛乳パックや新聞紙に包むことで卵が漏れてしまう心配がない。
✔ 捨て方は地方自治体によって異なる可能性がある。
✔ 賞味期限が切れても加熱すれば数日は問題なく食べることができる。
✔ 食べる場合は腐敗していないか確認することが大切。