誰しもが1度は使ったことがある「テプラテープ」。
そんなテプラテープは色々な場所に貼れるのがいい所ですが、時間が経つにつれて剥がれにくくなり、 上手く剥がれずに残ってしまることも良くあります。
#地味 事務所のファイルをばっさばっさと整理して、ファイルに貼られたテプラをはがす。テプラって跡が残るのよね。それをテープはがしの薬で取って、きれいに拭いて。このファイルはまた来年使う。こうして3年分の書類を順繰り捨てていく。使えるものは大事にね。 pic.twitter.com/vSS0GwWGTt
— あきちゃん工藤 昭子@日本一いい病院つくろう (@obandeshita) March 23, 2018
まだら模様に残ったテープはとても剥がしにくいため、剥がすことを諦めてしまった人もいるかもしれません。
しかし、ちょっとした工夫でテプラテープの剥がし跡を綺麗に剥がすことができます。
今回は、『テプラテープの剥がし跡を綺麗に剥がす方法』についてご紹介していきますので、お困りの際はぜひ参考にしてみてください!
目次
テプラテープの剥がし跡を綺麗に剥がす方法
①ドライヤーを使う方法
自宅などドライヤーをすぐに用意できる場所であれば、簡単にできますね。
ドライヤーの温風を当てる事でテプラの糊の粘着力が弱まるため綺麗に剥がしやすくなります。
手順は、ドライヤーの温風を剥がしたいテプラに数分当てて温かいうちに剥がすだけ。
細かい作業が苦手な人でも簡単にできますし、時間もかかりません。
【注意点】
- 温風を当てるので薄いプラスチックのファイルなど高温で溶けやすい素材のものに使用する際は溶けないように様子を見ながら少しずつ当てるようにしてください。
- ドライヤーの温風を当てたテプラがかなり熱くなっている可能性がありますので火傷に十分注意しましょう。
②市販のシール剥がしを使う方法
市販のシール剥がしを使用する事でプラスチック素材はもちろんのこと、紙素材のものでもテプラテープ自体を綺麗に剥がす事ができます。
使用方法はシール剥がしの種類によって異なりますが、ほとんどのものが剥がしたいシールにスプレーして数分放置するだけです。
自宅はもちろんのこと、オフィスなどにも1つあるととても便利です。
紙素材の場合は、貼り付けた場所の裏面にスプレーすることでテプラテープの糊に直接シール剥がし液が染み込むのでより剥がしやすくなります。
また、100均でも販売されているので比較的安価で購入できるのもいいところです。
【注意点】
- シール剥がしは匂いが強いため十分な換気をした状態で使用しましょう。
- 紙素材に使用できるものであっても相性が悪いとボロボロになってしまう可能性がありますので、事前に目立たない場所で確認しましょう。
③除光液を使う方法
セルフネイルをする機会のある人は、自宅に除光液を持っている人がほとんどだと思います。
そんな除光液もテプラテープの剥がし跡を綺麗に剥がすために活用することができます。
【用意するもの】
✔ 除光液
✔ コットン
手順
- 除光液をコットンに染み込ませます。
- テプラテープの剥がし跡に除光液を染み込ませたコットンを乗せます。
- 3〜5分ほど放置してからコットンを剥がします。
- テプラテープの剥がし跡を端からゆっくりと剥がしましょう。
使用方法も除光液を染み込ませたコットンを乗せておくだけですので簡単ですので、おすすめです。
【注意点】
- 除光液は匂いがかなり強いですので十分な換気を行いましょう。
- 紙など水分を染み込みやすい材質は、除光液が染み込んで匂いが取れにくい場合もありますので注意しましょう。
④ハンドクリームを使う方法
プレゼントやお土産など何かともらう機会の多いハンドクリームは、ありがたいものの使用期限内に使い切るのが難しいものでもありますよね。
使用期限が切れたハンドクリームはただ捨ててしまうのではなく、テプラテープの剥がし跡を綺麗に取るために有効活用してみてはいかがでしょうか?
【用意するもの】
✔ ハンドクリーム
✔ ティッシュ
手順
- テプラテープの剥がし跡の上にハンドクリームをたっぷり乗せます。
- 塗り込むように剥がし跡に馴染ませます。
- 3〜5分程度放置します。
- ティッシュなどで余分なハンドクリームを拭き取ります。
- テプラテープの残った部分をゆっくりと剥がしましょう。
ハンドクリームの油分がテプラテープの粘着力を弱めてくれるため、剥がし跡も綺麗に剥がすことができます。
プラスチックはもちろん、ガラス素材にも有効な方法ですのでハンドクリームが余っている場合にはぜひ1度試していただきたい方法です。
【注意点】
- 紙素材はハンドクリームの油分が染み込んで油染みが残ってしまう可能性がありますので、使用する前に目立たない場所で確認して問題ないようでしたら、使用しましょう。
- テプラテープの表面のフィルムがついた状態では、あまり効果を得ることができませんので出来るだけ剥がした後に使用するようにしましょう。
⑤酢を使う方法
酢の持つ酸の力は、テプラテープの糊の粘着面を溶かして弱めてくれる効果がありますので、テプラテープの剥がし跡を綺麗に剥がすことができます。
【用意するもの】
✔ 酢
✔ 水
✔ コットン
手順
- テプラテープの剥がし跡に酢を少量塗ります。
- 3分ほど放置します。
- 水を含ませたコットンで軽く酢を拭き取ってからゆっくりと剥がします。
酢を使用した方法は、粘着力の強いテプラテープにも効果があるので、強粘着タイプのテプラテープを綺麗に剥がしたいときにもオススメの方法です。
【注意点】
- お酢についても匂いがかなり強いため換気は必須です。
- 紙素材のものに貼り付けたテプラテープを剥がしたい場合には匂いが染み込んでしまう可能性があるため注意しましょう。
※もし、匂いがなかなか取れない場合には日陰で干してあげると匂いが弱まります。
⑥消しゴムを使う方法
消しゴムで文字を消す際に消しゴムの摩擦熱を利用して文字を消しますが、この摩擦熱はテプラテープの剥がし跡にも有効です。
使用方法も普段文字を消す際と同じようにテプラテープの剥がし跡を擦るだけですので、大人から子供まで誰でもできる方法です。
しかし、根気とある程度の力は必要になりますので疲れやすい方法でもあります。
【注意点】
- プラスチックなどは頑丈なので、いくら擦っても破れることは無いですが紙素材のものの場合は摩擦の力で紙自体が傷んで破れてしまう可能性があります。
- 摩擦熱でも火傷をする可能性は十分にありますので注意が必要です。
テプラテープの剥がし跡が付きにくくする方法
テプラテープの剥がし跡を綺麗にする方法はいくつかありますが、できることであれば剥がし跡を残さずに綺麗に剥がしたいものですよね。
そこで、ここではテプラテープの剥がし跡を付きにくくする方法をご紹介していきます。
テプラテープの剥がし跡を付きにくくするには以下の方法があります。
剥がし跡を付きにくくするコツ
- 直射日光を避ける
- 数ヶ月に1回張り替える
- 粘着力の弱いものを使用する
- テプラテープを貼る場所に下地としてマスキングテープを貼る
使用目的や環境によって直射日光や頻繁に張り替えるのは難しい場合があります。
比較的簡単に取り入れられるものとして、テプラテープを貼る前にマスキングテープを貼っておくのはかなり有効な方法と言えます。
テプラを使ってこういう分類とかするの大好き。ただテプラのテープは剥がす時跡が残るから、下にマスキングテープを貼るようにしている。 pic.twitter.com/MXMlAzDXOO
— Under Clad Crack (@U_C_Crack) September 14, 2019
マスキングテープは粘着力がそこまで強いわけでは無いためとても剥がしやすく、上からテプラを貼ってもテープ跡が残らずに綺麗に剥がすことができますのでオススメです。
まとめ
まとめ
✔ 材質、劣化、保存環境によって剥がし跡が付きやすくなる。
✔ 身の回りのもので簡単に剥がし跡は綺麗に剥がすことができる。
✔ 除光液や酢、シール剥がしなどは換気が必須。
✔ 消しゴムを使った方法は簡単だが根気と力が必要。
✔ マスキングテープを貼ってからテプラを貼ると跡が残りにくい。