服が汚れてしまった瞬間ってあっと思ったときにはもう遅いですよね。
特に着色料が入っているものをこぼしてしまうとシミになりやすく、取れにくいから厄介です…。
クッキー作ってたら着色料で服やべえ。
ハイキューの服がどんどん…カラフルに(ry pic.twitter.com/O2kU0bw07H— み ゆ (@nekomannma2) September 28, 2016
着色料はそもそも色をつけるものなので、服の繊維にもすぐに馴染んで取れなくなってしまいますよね。
食べ物に含まれる着色料だけでなく、ヘアカラーなどに含まれるものもあります。
今回は、様々な着色料が服についたときの対処法とシミの取り方を紹介していきます。
目次
着色料の特徴とは?服に着色料が付いたら、すぐに対処しよう!
着色料とは、ご存知の通り食べ物や化粧品などに色をつけるためのものです。
タール色素と呼ばれる物が多く、なかでも赤色2号などは聞いたことがある人も多いはず。
基本的に食べ物に含まれる着色料は服についてもすぐに対処することで簡単に汚れが落ちます。
しかし、着色料が化粧品に含まれる場合は簡単には落ちにくいです。
すぐに落ちる化粧品だと女性には人気が出ませんよね。
だから化粧品は落ちにくいように作られていて当然、服についても取れにくいです。
服についた着色料の落とし方
服についた着色料を取る方法は数多くあります。
家庭にあるものを使用して行えるものから、本格的な取り方まで幅広く紹介していきます。
①タオルで落とす方法
タオルを使って汚れを叩き出す方法です。
歯ブラシを使用するのですが、歯ブラシで服を横にこすると毛玉の原因になりますので注意が必要です。
【用意するもの】
✔ タオル(使わなくなったもの)
✔ 使わなくなった歯ブラシ
手順
- いらないタオルを2つ折りにして、タオルの上に着色料がついた服を乗せます。
- 水をつけた歯ブラシでトントンと叩くようにして汚れた箇所から色を叩き出します。
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
②食器用洗剤を使って汚れを落とす方法
水だけでは落ちない着色料の汚れは食器用洗剤を使用して落とす方法があります。
食器用洗剤はガンコな油汚れも落とすほどの洗浄力があるので効果的ですよ。
【用意するもの】
✔ 食器用洗剤
✔ 使わなくなった歯ブラシ
手順
- 着色料がついてしまった箇所に食器用洗剤をかけます。
- 使わなくなった歯ブラシで汚れの箇所をトントンと叩きます。※歯ブラシで横にこすると毛玉ができる可能性があるので注意してください
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
③シミ抜き専用の洗剤を使う方法
シミ抜き専用の洗剤には着色料をしっかりと落とす成分が含まれています。
衣服に使うことを想定されて作られているので服が傷むこともありません。
ただし、家で行う対処なので外出中にはできないのがデメリットですね。
【用意するもの】
✔ シミ抜き専用の洗剤
手順
- シミ抜き専用の洗剤でもみこむように手洗いします。
- さいごに洗濯機に入れて通常通り洗濯しましょう。
④洗濯用漂白剤で汚れを取る方法
漂白剤はその名の通り、服を白くする効果があります。
シミになってしまった着色料を取るためにもかなり有効な手段ですが、もともと服自体に色がついている場合はその色まで落としてしまう可能性があるので、注意が必要です。
【用意するもの】
✔ 洗濯用漂白剤
手順
- 漂白剤を汚れの箇所にもみこむように手洗いします。
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
⑤キッチン用漂白剤で汚れを取る方法
キッチン用の漂白剤で汚れを落とす方法です。
キッチン用の漂白剤は殺菌などが目的のため、より効果が高いです。
しかし、衣服に使うことは想定されていないので、衣服を傷める可能性もありますので注意しましょう。
【用意するもの】
✔ キッチン用漂白剤
手順
- キッチン用漂白剤を汚れている箇所にシュッと吹きかけます。
- スプレーした箇所を水洗いします。
- キッチン用の漂白剤は臭いがきついため石鹸などでもう一度洗います。
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
⑥歯磨き粉で汚れを取る方法
歯磨き粉は粒子が大きいため、着色料の汚れもキレイに落としてくれます。
また高い消臭効果もあるので、食べ物による汚れなどには効果的です。
しかし、衣服に使うことは想定されていないので衣服を傷つける可能性もあります。
【用意するもの】
✔ 歯磨き粉
手順
- 歯磨き粉で手を洗います。
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
⑦重曹で汚れを取る方法
重曹はクレンザーのような役割で汚れをこすり落とすことができます。
消臭効果も高いので、食べ物による汚れにはおすすめの方法です。
また食用の重曹を使うことで衣服へのダメージも最小限に抑えられます。
【用意するもの】
✔ 重曹
✔ 水
✔ 石鹸
手順
- 水500mlに重曹を小さじ2入れます。
- 記で作成した重曹水で汚れた箇所を手洗いします。
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
⑧消毒用アルコールを使用して汚れを落とす方法
消毒用アルコールや除光液などを使用して着色料の汚れを落とすことができます。
アルコールの成分は着色料を溶かす性質があるため、その性質を使用して汚れを取ります。
【用意するもの】
✔ 消毒用アルコール(または除光液)
✔ コットンパフ
手順
- 消毒用アルコールまたは除光液をコットンパフに染み込ませます。
- 上記のコットンパフで汚れをトントンと叩くように洗います。
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
⑨シェービングフォームで落とす方法
シェービングフォームに含まれる過酸化水素には漂白効果があります。
その性質を利用して汚れを落とします。
【用意するもの】
✔ シェービングフォーム
手順
- シェービングフォームを汚れた箇所にスプレーします。
- 優しく汚れをこすります。
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
⑩汗拭きシートで汚れを取る方法
夏場などに使用される汗ふきシートで汚れを落とす方法です。
汗ふきシートに含まれる油が着色料を溶かしてくれます。
【用意するもの】
✔ 汗ふきシート
手順
- 汗ふきシートで汚れた箇所を拭きます。
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
⑪メイク落としで汚れを取る方法
メイク落としはクレンジング効果が高いので、着色料による衣服の汚れにも有効です。
特に外出時の応急処置として使うのに便利です。
【用意するもの】
✔ メイク落とし
手順
- メイク落としシートで汚れた箇所を拭きます。
- さいごに通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
着色料による衣服の汚れをつけないための対策
着色料による衣服の汚れをつけないようにするためには、汚れるかもしれない作業をする際にエプロンをつけることが有効です。
ただしこの方法は汚れることがわかっている場合のみできることです。
一般的に着色料で服を汚す場合は、予期せぬ出来事で汚れることが多いですよね。
その場合は防ぐ方法がほとんどありません。
ですが、汚れてしまったあとすぐに水で洗ったり、タオルで拭いたりなどの対処を行うことであとからシミになる可能性は低くなります。
まとめ
まとめ
✔ 着色料は色をつけるためのものなので、服につくと落ちづらい。
✔ 着色料による汚れはタオルと歯ブラシで叩き出すことができる。
✔ 食器用洗剤で着色料による汚れを落とせる。
✔ シミ抜き専用洗剤で着色料による汚れを取ることができる。
✔ 洗濯用、キッチン用漂白剤で汚れを取ることができる。
✔ 歯磨きでこすることで、クレンザーのような働きをする。
✔ 重曹水で汚れを落とすことができる。
✔ アルコールで着色料を溶かすことができる。