【壁紙についた錆汚れの落とし方】簡単!!おすすめのサビ取り方法を紹介!

 

壁に画鋲などを使ってポスターなどを止めていると、画鋲が錆びてしまい、ポスターを取り外した時に錆が壁紙に付着することがあります。

 

 

壁紙についたサビ汚れが上手く落とせずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

 

また、古い建物では釘やボード釘などが錆びてしまい、壁紙に錆がしみ出てくることもあり、目立つところにサビが出てしまうとなんとか落とせないものかと悩んでしまいます。 

 

そこで今回は、そんな『壁紙についた錆の落とし方』について紹介しています。

 

錆汚れでお困りの際はぜひ参考にしてみてください。

 

錆が壁紙に付着する原因や落とし方のポイント

 

錆はご存知の方も多いと思いますが、「金属が空気や水に触れることで酸化還元反応が起こり作られる物質のこと」です。

 

壁紙に錆が付着する主な原因は・・・

  • 何かを固定するために使っていた鋲が錆びて付着する
  • 石膏ボードや木材などを固定するために使っていた釘が錆びて付着する
  • 錆びていた金属が壁紙に触れて付着する

などが挙げられるでしょう。

 

この壁についたサビ汚れを落とす方法ですが、基本的には雑巾などで拭いても簡単には落とせません。

 

そんな錆も、漂白剤や錆取り剤などを活用することにより目立たなくすることが可能です。 

 

簡単にできる!壁紙についた錆汚れの落とし方

①台所用漂白剤を使う方法

「ac 写真 漂白剤」の画像検索結果

 

キッチンハイターなどの台所用漂白剤を使用することで、錆が落ちやすくなります。 

【用意するもの】

✔ 台所用漂白剤

✔ スポンジ

✔ ゴム手袋

手順

  1. ゴム手袋をして、台所用漂白剤をスポンジにつけます。
  2. 台所用漂白剤を垂れないようにスポンジでならすように錆につけます。
  3. 漂白剤をつけたら30分程度放置します。
  4. スポンジで軽くこすって水拭きをすれば完了です。

最近の壁紙はとても強いので、多少こすった程度では破れたりはしませんが、それでも力加減には注意が必要です。

 

また、落ちないからと長時間こするようなことも避けましょう。

 

キッチンハイターなどで落ちにくい場合には、還元型漂白剤を活用してみるのも良い方法です。

 

②錆取り剤を使う方法

 

市販の錆取り剤を活用するのも効果的です。

 

近くのホームセンターなどで販売されていなくても、ネットで購入することもできます。

 

 

スプレータイプもありますし、垂れにくいジェルタイプも販売されています。

【用意するもの】

✔ 錆取り剤

✔ 使い古した歯ブラシ

✔ 霧吹きスプレー

✔ タオル

手順

  1. 使い古した歯ブラシに錆取り剤をつけます。
  2. 錆取り剤をつけた歯ブラシで錆の部分をこすります。
  3. 水を入れた霧吹きスプレーで水洗いをします。
  4. タオルで水や錆取り剤を拭き取れば完了です。

 

③重曹を使う方法

 

最近では、重曹を使った掃除方法がよく紹介されるようになり、家庭で重曹を使って掃除をしている人も多いです。

 

そんな重曹を使って、壁紙の錆落としをすることも可能です。 

【用意するもの】

✔ 重曹

✔ 使い古した歯ブラシ

手順

  1. 器に重曹と水を入れてペースト状にします。
  2. ペースト状になった重曹を歯ブラシにつけます。
  3. 重曹をつけた歯ブラシで壁紙をこすりましょう。

重曹だけではうまく色が落とせないこともあるので、まず重曹である程度錆を落としてから、酸素系漂白剤を使って色落としをするのも良い方法です。

 

ただ漂白剤は壁紙の色も落としてしまう可能性もあることから、目立たないところで問題ないかを確認したうえで使いましょう。 

 

部分的に壁紙を張り替える

 

上記の方法でも錆汚れをうまく落とせない時には、壁紙を部分的に張り替えてしまうのも一つの方法です。

【用意するもの】

✔ 壁紙

✔ 壁紙用の接着剤

✔ ローラー

✔ マスキングテープ

✔ ベビーパウダー

手順

  1. 錆が付着している部分の二回り大きいサイズの壁紙を用意します。
  2. 1で用意した壁紙をマスキングテープで四方を貼り付けます。
  3. 貼り付けた新しい壁紙と古い壁紙を一緒に錆部分よりも一回り大きくカットします。
  4. カットした古い壁紙を取り除いて接着剤をつけます。
  5. 隙間ができないように新しい壁紙を貼り付けます。
  6. ローラーで切れ目や中央をしっかりと押さえて圧着します。
  7. 濡れ雑巾で余分な接着剤を取り除きます。
  8. 最後にベビーパウダーをつけ、ホコリが付着するのを防ぎましょう。

 

壁紙に錆を付着させない対策

 

壁紙に錆を付着させない対策としては、以下の4つが有効です。

 

サビ汚れ対策

 

  • 画鋲や釘では、錆びにくいステンレス製のモノを使う
  • ステンレス製の物を使いたくない場合は、貼ってはがせる粘着テープを使う
  • 写真はマスキングテープを貼ってからテープの上に両面テープを貼って貼り付ける
  • 錆びたものを室内に持ち込まない

 

画鋲や釘を使う際には、錆びにくいステンレス製を使うのが良いでしょう。

 

ただ、ステンレス製だからといって錆びないわけではなく、錆びにくいというだけです。

 

なので、壁に写真やポスターを貼る際には、画鋲や釘ではなく、貼り付けても跡が残らないようなテープを活用することをおすすめします。

 

貼って綺麗にはがせるテープであれば、壁紙に錆を付着することもなく、はがしても壁紙に傷がつく心配もありません。

 

建物の施工が悪く、錆びがしみ出てくるようなケースでは、工務店に連絡して施工側の責任として壁紙を張り替えてもらうと良いでしょう。 

 

部分的な張り替えで自信がないなら業者に任せよう

 

部分的な壁紙の張り替えは、器用な人であれば自分ですることは可能です。

 

しかし、器用でない人・自信がない人は、無理に自分で行なうよりも専門業者に任せたほうが安心です。

 

部分的な壁紙の張り替えであれば低予算で済みますし、範囲が狭いので短時間で作業も終わります。

 

自分でしたことで余計に目立つ状態となることもあるので、少しでも自信がないと思うのであれば、専門業者に依頼するのが賢明です。

 

まとめ

まとめ

 

 壁紙に錆が付着するのは画鋲や釘などが錆びてしまうことが原因。

 

 壁についたサビ汚れは、漂白剤や錆取り剤、重曹などで落とすことができる。

 

 壁紙に錆を付着させないような対策を心がけておくようにする。

 

 施工が悪いことが原因なら施行側の責任として壁紙を張り替えてもらう。

 

 うまく落とせない、壁紙の貼り替えに自信がないのなら専門業者に依頼をする 。