【小麦粉の捨て方】粉塵爆発の危険性は!?正しい処分方法を紹介!

 

お菓子作りや揚げ物の衣、お好み焼きなどに欠かせない小麦粉ですが「量が多くて使いきれずに放置され、気付いたら賞味期限が切れていた…」なんて経験はありませんか?

 

しかし、この賞味期限の切れた小麦粉、どのように捨てたらよいか悩んでしまいますよね。

 

 

実は小麦粉には、粉塵爆発の危険性もあり、処分は慎重に行わなければなりません。

 

そこで今回は、『小麦粉の正しい捨て方』さらに余った小麦粉の再利用方法についてご紹介していきます。

 

お困りの際はぜひ参考にしてみてください!

 

小麦粉の正しい捨て方

 

基本的には小麦粉は「燃えるゴミ」として出しましょう。

 

【CHECK!!】

 

小麦粉の捨て方については、それぞれの地域によって分別表に記載されている場合とされていない場合とあります。

 

地域によっては、燃やせるゴミと生ゴミを分けなければならない場所もあるため、一度住んでいる地域のゴミ分別表を確認した方が良いでしょう。

 

ゴミに出す際には、ゴミ袋に入れそのまま廃棄するだけで大丈夫です。

(※きちんと密閉した状態で捨てましょう)

 

小麦粉の外袋をプラスチックゴミとして分別する場合は、中身の小麦粉だけを新聞紙や紙袋などに包んで捨てるとなお良いでしょう。

 

ただ、燃えるゴミと生ゴミを分けて出す必要のある地域では、小麦粉は「生ゴミ」に分別されるので、そちらで出しましょう。

 

お庭があれば、小麦粉に対し3倍程度の土と混ぜ、バクテリアに分解させる方法もありますが、虫が湧くリスクもありますので、燃えるゴミとして処分することをオススメします。

 

小麦粉が大量にある場合の捨て方

 

少量の小麦粉であれば上記の方法で処分できますが、じつは大量の小麦粉は一度に捨てるのは危険です。

 

小麦粉は粉塵を発するものとして、ある地域のゴミ収集所では、多量の小麦粉は危険なため持ち込めないものとしてサイトに上がっているほどです。

 

✔ とちぎクリーンプラザにごみを持ち込むときは|栃木市ホームページ

 

また、密閉してゴミに出したものの、ゴミ収集車が回収しプレスした際に袋が破れて大量の小麦粉が舞ったという事例もあります。

 

なぜ大量の小麦粉が危険かについては次の項目で触れるとして、ここでは小麦粉が大量にある場合の捨て方についてご紹介します。

 

何度も小分けにして捨てるという方法もありますが、小麦粉が大量にある場合は地道な作業となります。

 

そこで、大量にある小麦粉は、粉が飛散しないように水に浸したり、油と混ぜて捨てる方法が良いでしょう。

 

小麦粉を団子状にすることで、安心して捨てることができます。

 

しかし、これも量が多ければ大変な作業になります。

 

そういった場合は一度、地域のゴミ収集所へ連絡し、捨て方を教えてもらうのが一番良いでしょう。

 

小麦粉の粉塵爆発の危険性はある?

 

大量の小麦粉をそのまま捨てるのがなぜ危険かというと、『粉塵爆発』が起こるからです。

 

もちろん、いきなり小麦粉が爆発することはありません。

 

小麦粉が空中に大量に浮遊している状態で、ある条件が満たされると爆発すると言われています。

 

可燃性の粉末が空気中に漂っている状態を粉塵といい、この粉塵に火がつくと爆発が起こります。

 

粉塵爆発が起こる条件は、『粉塵・酸素・着火源』の3つ。

 

粉塵爆発の条件に挙げた着火源には、マッチやライターの火のみならず、摩擦熱や静電気でもなりうるのです。

 

酸素は当たり前に存在していますし、摩擦熱や静電気が着火源となると意外と身近なことに驚きますよね。

 

粉塵爆発の特徴は、最初の小規模な爆発で生じた爆風によって下に溜まっていた粉塵が舞い上げられ、爆発が次々と連鎖的に起こり、ついには大災害に至るという点です。

 

アメリカの製粉所で小麦粉の粉塵に引火して爆発が起こり、18名が死亡した事例もあるほど、粉塵爆発は恐ろしいのです。

 

そのため、大量の小麦粉を捨てる際には、かならず上記で紹介した正しい方法で廃棄しましょう。

 

(18名が亡くなったワッシュバーン製粉所の粉塵爆発 出典:Wikipedia)

 

捨てるのはもったいない!小麦粉の再利用法【おすすめ7選】

 

ここまで、小麦粉による粉塵爆発の危険性と小麦粉の捨て方についてお話してきましたが、小麦粉は意外な再利用方法が沢山あります。

 

捨てるより再利用した方が、捨てるときの煩わしさもなく、安心ですのでぜひ再利用法もご検討ください。

 

①フライパンや食器の油を吸い取らせる

使い終わったフライパンに油が沢山残っていると、洗うのが大変ですよね。

 

油を流すとシンクの掃除も大変ですし、配管の詰まりも心配です。

 

そこで、小麦粉を使います。

 

油の残っているフライパンに小麦粉を入れ、ヘラなどでよく馴染ませて油を吸わせ、固まった小麦粉を袋に入れてゴミ袋へ捨てます。

 

そうすることで洗剤の量を減らせて、シンクも汚れにくくなります。

 

この方法は食器に残った油にも使えますので、ぜひご活用ください。

 

②換気扇の掃除

油汚れでギトギトになった換気扇を掃除するのって大変ですよね。

 

そんな時にも小麦粉が使えます。

 

取り外した換気扇に小麦粉をまんべんなくふりかけて2-3時間程放置しましょう。

 

その後、お湯で湿らせた布で拭くだけで、小麦粉と一緒に油汚れが綺麗に落ちます。

 

③油で汚れた手を洗う

ハンバーグを捏ねてベタベタになった手って、石鹸で洗ってもなかなかヌルヌルが取れないですよね。

 

そこで、先に小麦粉で手をすり合わせて、油を吸い取った粉はゴミ箱に捨てて、その後石鹸で洗うと一度洗いでキレイにベトベトが取れます。

 

④小麦粉ねんど

サラダ油と塩を少量だけ混ぜ、少しずつ水を加えながらよく捏ねると小麦粉ねんどが完成します。

 

自分で作るので好みの硬さにでき、絵の具や食用色素を混ぜると色付きのねんども作れます。

 

⑤土鍋のお手入れに

水溶きした小麦汁を入れた土鍋を火にかけてひと煮たちさせます。

 

小麦粉に含まれるデンプン質が土鍋の細かいヒビに入り込んで、接着剤の役割を果たし、割れにくくしてくれます。

 

⑥割れた食器の破片の片付け

食器を落として割ってしまった時、破片は思いもかけないところに飛んでいきますよね。

 

夜中で掃除機が使えなかったり、掃除機が入らない隙間に入ってしまった時などに、小麦粉を使うと便利です。

 

水と混ぜて団子状にした小麦粉を、きりたんぽのように棒にくっつけてお掃除棒にします。

 

狭い隙間に入った破片も楽々キャッチできます。

 

⑦糊として利用

小麦粉と水を火にかけてどろっとするまで良く混ぜます。

 

障子の張り替えや子供の工作に、糊代わりに使うこともできます。

 

 

以上のように、小麦粉の再利用方法は沢山あります。

 

こんなに使い道があるのに捨ててしまうのはもったいないですよね。

 

ぜひ捨てる前に使えないか考えてみてください。

 

まとめ

まとめ

 

✔ 余った小麦粉を捨てる際には、住んでいる地域のゴミ分別表を一度確認した方が良い。

 

✔ 基本的には、小麦粉は密閉した状態で燃えるゴミ、もしくは生ゴミで出す。

 

✔ 大量の小麦粉は、飛散しないように水や油を注ぎ団子状にして捨てると良いが、あまりにも多く大変な場合は、一度ゴミ収集所へ連絡し捨て方を教えてもらう。

 

✔ 粉塵爆発の条件は『粉塵・酸素・着火源』の3つで、この粉塵に小麦粉が該当し、また着火源には摩擦熱や静電気なども挙げられる。

 

✔ 小麦粉は、油汚れの掃除のみならず、工夫次第で糊やねんどにもなり、沢山の使いみちがある。

 

✔ 賞味期限の切れた小麦粉は捨てる前に、再利用方法ができないか考えてみると良い。