美容院に行く時間がなかったり、髪色がイマイチ気に入らなかったときなどにお金をかけずに髪を染めることができるセルフヘアカラーはとても便利ですよね。
学生であれば夏休みや冬休みなど長期間の休み中、普段とは違う雰囲気にしたくてセルフでヘアカラーにチャレンジする人も多いはず。
しかし、セルフヘアカラーは自分で染めなくてはいけないため、ムラができないように髪に必死になっていると顔や首、手などに毛染め液が付着してしまうこともあります。
毛染め液めっちゃ皮膚についてるけどこれあとでとれんの?大丈夫なやつ?? pic.twitter.com/eXNPCDZhgK
— みあ. (@Mia0911) March 5, 2015
皮膚についた毛染め液は取れにくくて、なかなか厄介ですよね。
そこで今回は簡単にできる肌についたカラー剤の落とし方をご紹介します。
目次
肌(顔や手)についた毛染め液(ヘアカラー)の落とし方
①メイク落とし
女性なら必ずと言っていいほど家にあるメイク落としは肌についてしまった毛染め液を落とすのにとても便利なアイテムです。
メイク落としにも種類は様々ありますが、一番馴染みのある洗い流すタイプでの方法をご紹介します。
【用意するもの】
✔ メイク落とし
✔ ぬるま湯
手順
- 毛染め液がついてしまった部分の水分を軽くとります。
- メイク落としを毛染め液がついてしまった部分につけなじませます。
- 馴染んだらぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
頑固なメイクもきれいに落としてくれるメイク落としは落ちにくい毛染め液も切れに落としてくれやすいものです。
注意点としてはオイルを洗い流す際にせっかく染めている髪の毛も一緒に濡らしてしまうと
ムラの原因になってしまいますので少しずつ洗い流すか、ティッシュなどを濡らしてふき取るようにすると髪を濡らさずに落とすことができます。
このメイク落としを使った方法は特にオイルタイプのメイク落としがオススメですが、シートタイプも手軽に使えて洗い流す必要がないので便利だと思います。
②石鹸
石鹸はどこの家庭にでもあるもののため誰にでも活用することのできるアイテムです。
固形石鹸はもちろんのこと、液体石鹸、泡石鹸などどのタイプでも使うことができるのがいいところです。
【用意するもの】
✔ 石鹸
✔ ぬるま湯
手順
- 毛染め液がついた部分を軽く濡らします。
- 石鹸をつけて軽くマッサージするように伸ばしながら泡立てます。
- ぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
石鹸はメイク落としよりも肌に優しいため敏感肌の人でも安心して使えることが特徴です。
しかし、肌に優しい分時間がたった肌についた毛染め液場合は完全に落としきるのは難しい場合があります。
また、保湿成分などが少ないものなどを使用する場合は肌が突っ張ったような感覚になってしまう可能性がありますので、石鹸を使用した後は保湿をしっかりすることで肌が荒れにくくなります。
③洗顔フォーム
毎日の洗顔で使用する洗顔フォームを使用することで肌についた毛染め液を落とすことができます。
【用意するもの】
✔ 洗顔フォーム
✔ ぬるま湯
手順
- 洗顔フォームを泡だてずに毛染め液がついた部分にのせます。
- マッサージをするように優しくなじませます。
- ぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
皮脂などと違って毛染め液の汚れはかなり頑固なため、普段のように泡立てて使用するよりもそのまま塗ってなじませることで落ちやすくなります。
注意点としては肌の弱い人は泡立てずに使用すると肌荒れを起こしてしまう可能性があります。
また、いくら肌が強いという人でもしっかりと洗い流さないと毛穴が詰まり、肌荒れの原因になってしまいますのでしっかりと洗い流すようにしてください。
④コールドクリーム
クレンジングとマッサージクリームの効果を両方持った便利なコールドクリームは、肌についた毛染め液を落とすのにも活躍してくれる便利なアイテムです。
【用意するもの】
✔ 中性洗剤
✔ 歯ブラシ
✔ 綿棒
✔ タオル
✔ 水
※衣料用漂白剤塩素系(白地用)または衣料品用漂白剤酸素系(色柄もの用)
手順
- 肌についた毛染め液の水分を軽くふき取ります。
- 毛染め液のついた部分にコールドクリームをつけます。
- 優しくマッサージをするようになじませます。
- 馴染んだらぬるま湯で洗い流すか、コットンなどで優しくふき取りましょう。
通常のメイク落としと違ってコールドクリームはマッサージクリームの効果も兼ね備えているため商品によっては洗い流す必要がなく、コットンなどで優しく吹きとくだけでいいものもあります。
そのため、髪の長い人や毛染め中に洗顔するのは難しいと抵抗のある人でも使いやすいアイテムです。
注意点としては油分を含んでいるので万が一毛染め液のついた髪に付着してしまった場合、その部分がうまく染まってくれない可能性もありますので注意してください。
⑤メラミンスポンジ
頑固な汚れも水だけできれいに落としてくれるメラミンスポンジで肌についた毛染め液を落とすことができます。
使用方法も普段の掃除の時と同じように水で濡らして汚れた部分をこするだけですので比較的簡単な方法です。
メラミンスポンジはたくさん入ったものが、100均でも購入できるのでかなり安価なものだと思います。
注意点としては、肌に使うために作られたものではありませんので、少しでも強くこすると肌を痛めつけてしまい赤くなってしまいます。
そのため、肌が弱い人や敏感肌の人が使用すると肌荒れの原因にもなってしまうかもしれません。
使用する際はかなり優しく、ゆっくりと力を入れすぎずに汚れた部分をこするようにしてください。
⑥オリーブオイル
油は肌についた汚れを浮かし取りやすくしてくれますので、肌についた毛染め液を落とすことができます。
特にオリーブオイルは肌の保湿はもちろんのこと、メイク落としの代わりやヘアオイルとしても塗ることができる便利な油の1つで日頃から保湿用として使用している人も多いのではないでしょうか?
もちろん、専用のものを買う必要はなく食用のオリーブオイルを使用することができますので、家になくて急遽購入することになっても後々料理でしっかり使い切ることができるのもいいところです。
それでも普段料理もあまりしないし、大量にはいらない…という場合ば100均で小さなボトルで販売されているのでそちらを購入するのもいいかもしれません。
数日待てば完全に落ちてくれる
どれだけ頑張ってもきれいに落ちきらなかった毛染め液も入浴や洗顔などを繰り返しているうちに、初めは濃かったものもどんどん薄くなっていきます。
遅くても1週間以内には綺麗に落ちてくるでしょう。
そのため、顔であればメイクでいくらでも隠すことができますし、背中なども露出の少ない洋服を選んで着さえすればそこまで気にしなくても時間と共にきれいになります。
特にロングヘアの人は首についてしまったとしても、髪でいくらでも隠すことが可能なのでショートカットの人よりもあまり気にする必要もないと思います。
反対にショートカットの人の場合は、後ろ髪が短い分ファンデーションを首まで塗ることで毛染め液がついた跡をごまかすこともできます。
なので、時間がたちすぎて落ちなかった場合にもあまり心配する必要はありません。
髪を染める前に対策することで肌につきにくくなる!
肌についてしまった毛染め液をきれいに落とす方法をご紹介いたしましたが、未然に防ぐことが可能であれば対策はしておきたいものですよね。
未然に防ぐ一番の方法はセルフカラーの際にカラー剤が付着しやすい顔まわりや首、肩などに油分の多いクリームを塗っておくのが一番です。
油分の多いクリームとしては保湿力の高いヴァセリンや、コールドクリーム、ハンドクリームなどがあります。
ヴァセリンやハンドクリームは冬に大活躍するものの使い切ることがなかなか難しいアイテムの1つでもあります。
そんな余りがちなハンドクリームなどもセルフカラーの際に肌に塗っておくことで色がついてしまうのを防ぐアイテムとして活用できます。
普段頻繁にセルフカラーをする人であれば余すことなく使用することができるのではないでしょうか?
香り付きのものであればカラー剤の匂いが苦手な人も緩和されて染めやすくなる可能性もありますので、今までセルフカラーを遠慮してきた人でも挑戦しやすくなるアイテムでもあります。
まとめ
まとめ
✔ 普段使用するメイク落としが活用することができる。
✔ メラミンスポンジも活用はできるが肌質によっては注意が必要。
✔ 時間が経てば綺麗になくなるのでメイクでカバーできる場合はあまり気にしなくてもいい。
✔ 染める前に油分の多いクリームを塗ることで肌が染まりにくくなる。
✔ 余りがちなハンドクリームを消費することができる。