【ガラスについたペンキの落とし方】簡単!!おすすめの取り方を紹介!

 

今、女性でも気軽にチャレンジできるDIY

 

ホームセンターでペンキを購入して、壁や家具や柱に塗ったり、色々と楽しめますよね。

 

ところが、「うっかりガラスにペンキをつけてしまった!」「DIYが終わった後、ガラスにペンキがついていることに気がついた!」ということがあります。

 

 

 

ペンキは、しっかり塗装されるものだし、もう落ちないの?と不安になりますよね。

 

そこで今回は、『ガラスについたペンキの落とし方』についてご紹介していきます。

 

お困りの際はぜひ参考にしてみてください!

 

ペンキの主成分と特徴

 

ペンキは、色の素となる顔料・樹脂・添加物からできています。

 

これに主成分の「溶剤」が加えられて、液状になり、ハケやローラーなどで物に塗装しやすい状態になります。

 

ペンキはこの溶剤の違いで、大きく分けて「水性ペンキ」と「油性ペンキ」があります。

(※水性ペン器の溶剤:水 油性ペンキの溶剤:シンナーなどの有機溶剤)

 

特徴

 

  • 水性ペンキ・・・「価格が安い」「塗装しやすい」「臭いが少ない」「内装に向いている」
  • 油性ペンキ・・・「価格が高い」「(シンナーなどの)臭いがきつい」「速乾性」「耐久性があり、外装に向いている」

 

ホームセンターなどで多く出回っており、私達がよく扱っているのが水性ペンキです。

 

水性ペンキであれば、ついてすぐの場合は水雑巾で軽く拭き取るだけでも簡単に落とすことができますが、油性ペンキの場合は簡単に落とすことはできません。

 

水性・油性で落とし方も違いがありますので、ガラスにペンキをつけてしまって落とす作業をする際は、まずお使いのペンキが水性か油性かを確認してください。

 

ガラスについたペンキの落とし方【水性ペンキの場合】

 

ここでは、DIYなどの主流である水性ペンキの落とし方をご紹介します。

 

①水拭きする方法

 

油性ペンキよりは、さらさらとした液体で乾きにくい水性ペンキ。

 

DIYをしていて、「ガラスにペンキをつけてしまった!」とすぐに気がついた場合は、乾かないうちにサッと拭き取るだけですぐに落とすことができます。

【用意するもの】

✔ いらない布

✔ 濡れ雑巾と乾いた雑巾

手順

  1. ガラスにペンキがついた部分を、いらない布で手早く拭き取ります。
  2. ペンキが取れたら濡れ雑巾で拭き、最後に乾いた雑巾でからぶきしましょう。

水性ペンキを使用してDIYをする際は、万が一ガラスや周辺にペンキをつけてしまった場合のことを考えて、あらかじめいらない布や雑巾を用意しておくと良いですね。

 

②エタノールや除光液、みかんの皮での落とす方法

「ac 写真 除光液」の画像検索結果

 

布でペンキを拭いたものの、わずかに残ってしまったという場合は、エタノールや除光液など家にあるものを使ってペンキを落とす方法があります。

 

エタノールや除光液よりは効果が落ちますが、みかんの皮が家庭にある場合は、みかんの皮でこすってもペンキを落とすこともできます。

【用意するもの】

✔ エタノールまたは除光液

✔ いらない布

手順

 

エタノールまたは除光液をいらない布にしみこませ、ガラスにペンキがついている部分を拭き取りましょう。

 

 

③カッターの刃・クレーパーで落とす方法

「ac 写真 カッター」の画像検索結果

 

ガラスについたペンキが乾いてしまい、エタノールなどでも落ちにくくなってしまった場合は、カッターの刃やスクレーパーで汚れを落としましょう。

【用意するもの】

✔ カッターまたはスクレーパー

✔ いらない布

手順

  1. カッターの刃の上部、またはスクレーパーで、ガラスについたペンキをこそげ取ります。
  2. ガラスに残ったこそげ落としたペンキを、いらない布で拭き取りましょう。

スクレーパーはホームセンターなどで販売されています。

 

▼OLFA スクレーパー L型

 

スクレーパーを新たに購入する場合は、色々なサイズが出ていますので、ガラスについたペンキの範囲によって選ぶと良いでしょう。

 

カッターの刃でガラスのペンキを取る場合は、カッターの刃の上部を使って、こそげ落とします。

 

あまりガリガリと強い力でこするとガラスそのものに傷をつけてしまうので注意しましょう。

 

また、カッターの刃を使う場合は、刃でケガをしないように気をつけてください。

 

ガラスについたペンキの落とし方【油性ペンキの場合】

 

ガラスについたペンキが油性ペンキの場合は、成分がシンナーなどの有機溶剤のため、水では落とすことができません。

 

そのため、油性ペンキにはラッカーシンナーや、専用のペンキ落としを使用すると良いでしょう。

 

①ラッカーシンナーで落とす方法

【用意するもの】

✔ ラッカーシンナー

✔ カッターの刃またはスクレーパー

✔ いらない布

手順

  1. ラッカーシンナーをいらない布にしみこませ、ガラスについたペンキ部分につけます。
  2. ラッカーシンナーによりペンキが浮いてきたら、カッターの刃の上部またはスクレーパーでペンキをこそげ取ります。
  3. 乾いたいらない布で、こそげ取ったペンキを拭き取りましょう。 

油性ペンキ同様、ラッカーシンナーも強い臭いがしますので、汚れ落としをする際は窓を開けて十分に換気を行ってください。

 

気分が悪くならないためにも、マスクを着用すると良いでしょう。

 

②専用のペンキ落としを使う方法

 

いったん乾いてしまうと、落としにくくなってしまうペンキ。

 

様々なメーカーから、専用のペンキ落としが販売されています。

 

▼友和 ペンキ落とし 200G

 

水性ペンキはもちろん、油性ペンキも専用のペンキ落としを使用すれば、きれいに落とすことができます。

 

こちらのペンキ落としは、柑橘系の臭いため汚れを落とす時も苦になりません。

 

なかなか落ちない場合や今後もペンキを使ってDIYをする予定がある場合は、購入して試用してみましょう。

 

どうしてもペンキが落ちない場合は、無理をしない

 

ガラスについたペンキを落とす様々な方法をご紹介しましたが、それでもペンキが落ちない場合があります。

 

何度もペンキを落とす作業をしていると、ガラスそのものを傷めて強度を弱くしたり、傷をつけてしまう可能性があります。

 

どうしてもペンキが落ちない場合は、無理をせず作業を止め、プロの業者にお願いしましょう。

 

まとめ

まとめ

 

 ペンキは顔料・溶剤・樹脂や添加物から作られており、大きく分けて水性ペンキと油性ペンキがある。

 

 ガラスにつけた水性ペンキは、乾く前にいらない布などで拭き取るだけでも取れる場合がある。

 

 水拭きで落ちない場合は、水性ペンキはエタノールや除光液、ミカンの皮などでも取ることができる。

 

 カッターの刃やスクレーパーでこそげ取る方法もある

 

 油性ペンキがガラスについた場合は、ラッカーシンナー+カッターの刃またはスクレーパーで落とすことができる。

 

 専用のペンキ落とし剤を使用する方法もある。

 

 どうしてもガラスについたペンキが落ちない場合は、ガラスを傷つけないためにも無理はしない。