【畳についた犬の尿のシミの落とし方】簡単!!シミ抜き方法&臭い取りを紹介!

 

愛犬家にとって、犬も立派な家族の一員ですよね。

 

最近は室内飼いをしているお家が増えてきました。

 

そんなお家では、きっと犬の粗相の問題を抱えているのではないでしょうか?

 

フローリングや洗うことが可能なカーペットの上ならまだしも、一番ショックなのは畳の上へのおしっこ!

 

 

畳は洗濯機に入れて洗えるものではありませんので、困りますよよね。

 

そこで今回は、畳についた犬の尿のシミの落とし方、さらに臭い取りの方法をご紹介していきます。

 

簡単!畳についた犬の尿のシミ抜き方法

 

畳に犬がおしっこをした場合、畳の奥にしみ込んでしまう前に対処することが大切です。

 

とにかく時間との勝負ですので、おしっこ跡を見つけたら早めに下記の手順で掃除を行いましょう。

【用意するもの】

✔ 乾いたぞうきん

 塩や小麦粉、ベビーパウダー

✔ 熱湯

✔ お酢

✔ ドライヤー

手順

  1. 乾いた雑巾などで尿を吸い取る
    まずは、畳に尿がしみ込む前に、水分を吸い取ることが大切です。
     乾いた雑巾やタオルなどなんでも良いですが、ここで大活躍するのが、室内で犬を飼っているお家になら必ずあるはずのペットシーツです。 ご存知の通り、ペットシーツの吸水力は素晴らしいです。おしっこの上にペットシーツを裏返しにして置き、尿を吸い取りましょう。
  2. 塩や小麦粉、ベビーパウダーをまく
    畳の中まで尿が染みてしまった場合、雑巾やペットシーツだけでは尿は吸い取れず、そのままにするとシミや臭いの原因になります。
    そこで、尿で濡れている部分に、塩や小麦粉もしくはベビーパウダーをまき、水分を吸い込ませます。
    その後、掃除機で吸い取ります。畳が傷むのを防ぐため、掃除機は畳の目に沿ってかけましょう。
  3. 熱湯をかける
    上記の方法でダメなら、熱湯を畳に少しずつかけ、しみ込ませて少し置きます。
    この時かけすぎには注意。 逆にシミの原因になってしまいますので注意しましょう。
  4. 上から乾いた雑巾を押し付けるようにして水分を吸わせる
    しっかりと水分を吸い取れるよう、雑巾の乾いている面を何度も押し付けて吸い取ります。
    この際、雑巾でゴシゴシと擦ってしまっては、畳を傷めてしまいますので、押し付けるようにふき取るのがポイントです。
  5. お酢をかける
    お酢には消臭効果があり、キツイ尿の臭いを消してくれるでしょう。
    まずはお酢とお水を1:1で薄めたものを作成します。 それをスプレー容器に入れ、尿で汚れた部分に吹きかけます。お酢のニオイがきついと感じるかもしれませんが、2-3日で消えていきます。
  6.  ドライヤーで乾かす
    水分が完璧に乾くまでしっかりとドライヤーで乾かします。 さらにお部屋の換気もしておくと良いでしょう。
    畳は湿気が大敵ですので、さいごにしっかりと乾かしておきましょう。

以上の方法で畳のシミはキレイに取ることができます。

 

お酢を使用することで消臭効果も期待できますが、2-3日で尿の嫌な臭いが戻ってくるかもしれません。

 

ここからは、そんな時に役立つ尿の臭いの取り方について詳しく説明していきます。

 

 その前に!そもそも犬の尿はなぜ臭うのか?

 

そもそも犬の尿はなぜ臭うのでしょうか?

 

犬の散歩中、犬が何度も立ち止まり、草むらや電信柱をクンクン嗅いでは、その上におしっこをする光景を見たことありますよね。

 

犬の尿には、犬の種類や性別、年齢など、とにかく沢山の情報が含まれており、クンクン嗅いでいる犬は『この場所にはどんなやつが臭いをつけているのだろう』と必死に情報収集をしているのです。

 

そして、その上に自らもおしっこをすることで、縄張りを主張しているのです。

 

犬にとっては大事な情報。だから、必要以上に犬の尿は臭うのです。

 

さらに犬の尿が臭い一番の原因は、アンモニア臭です。

 

アンモニアは、尿を放置することで、尿酸が空気中の雑菌や微生物に触れ生成されます。

 

そのため、元々臭い犬の尿は、時間が経てば経つほどさらに悪臭を放つのです。

 

畳についた尿の臭いの取り方

 

 

上記のシミ抜き法を実施した後、消臭対策を行います。

 

①消臭スプレーを購入する

 

ペットショップのみならず、今ではスーパーやドラッグストアでも簡単に消臭スプレーが手に入ります。

 

ペットに安心で畳に使用して良いものか確認してから使いましょう。

 

おしっこのニオイ・汚れ専用のスプレーも売られています。

 

 

消臭対策も時間との勝負。放置すればするほどアンモニアが生成され、臭いがきつくなりますので早めに消臭を行いましょう!

【用意するもの】

✔ 消臭スプレー

✔ 乾いたタオル

✔ ドライヤー

手順

  1. 消臭スプレーをたっぷりかける
    消臭スプレーをおしっこされた部分へ『かなり湿っている』と感じるレベルまでしっかりかけます。臭いの元まで届かなければ消臭の効果は発揮されません。尿がしみ込んでいる奥の奥まで届くよう、スプレーで湿らしてください。
  2. 5-10分放置した後、乾いたタオルで水分をふき取る
    この時も先ほどと同様、ゴシゴシ擦るのではなく、上から叩くようにタオルへ水分を吸わせてください。
  3. ドライヤーでしっかりと乾かす
    水分を残さないよう、しっかりと乾かします。

ペットを飼っているお家であれば、消臭スプレーも常備していると思いますが、実はこの消臭スプレーお家で手作りすることもできるのです。

 

特に尿の臭い消しにおススメなのが、クエン酸やミョウバンを使った消臭スプレーです。

 

クエン酸やミョウバンは酸性のため、アルカリ性のアンモニアを中和する役割があります。

 

では、ここからは、手作りクエン酸スプレーとミョウバンスプレーの作り方をお伝えします。

 

②クエン酸スプレーを作る

 

クエン酸は消臭作用に加え、除菌作用も持っているうえ、自然由来の成分なのでペットのいるお家でも安心して使えますよ!

【用意するもの】

✔ クエン酸

✔ 水

✔ スプレーボトル

手順

水100mlにクエン酸小さじ1/2を溶かし、スプレー容器に入れば完成です!

たったこれだけ!とっても簡単ですよね。

 

畳の臭い取りだけで使いきれなかった場合も、トイレ掃除や台所やお風呂場など水回りの水垢取りなど、家じゅうのお掃除で活躍すること間違いなしです。

 

 

③ミョウバン水の作る

 

ミョウバンを初めて耳にする方も多いのではないでしょうか?

 

ミョウバンは、お漬物の色止め等に使用する食品添加物のこと。

 

そのため、スーパーのお漬物コーナーに焼ミョウバンとして置いてあります。

 

殺菌・消臭・除菌・防臭・デオドラント効果のある優れもので、値段も安いです。 

 

ミョウバン水スプレーは、以下の手銃を参考にミョウバン水の原液を作って、それを10倍に薄めて使用しましょう。

【用意するもの】

✔ ミョウバン

✔ 水

✔ スプレーボトル

手順

  1. 水150mlに焼ミョウバン小さじ1を溶かす
    実際に使用する時は10倍に薄めるので、原液を保存しておける空のペットボトル等を使用すると便利です。
  2. 一晩置いて溶かす
    ミョウバンは溶けにくいので、溶けるのに少し時間がかかります。早く溶かしたい時は、こちらもぬるま湯を使用すると良いでしょう。
  3. 使う分だけスプレーボトルにうつし、10倍に薄める

原液は1カ月間保存が効きますので、薄めたものは1週間で使い切るようにしましょう。

 

こちらも尿の臭い取りだけでなく、洗濯物の生乾き臭や靴のニオイ、ゴミのニオイ、足のニオイに頭皮のニオイなど、あらゆるところで大活躍します。

 

今回は少量の作り方でお伝えしましたが、多めに作り常備しておくと良いでしょう。

 

畳には重曹はNG!

 

お掃除アイテムでよく耳にする重曹ってありますよね。

 

重曹は家中ピカピカにしてくれる、とても頼りになるアイテムですが、畳の原料であるいは草とは相性が悪く、重曹を使用することで畳を黄ばませてしまいます。

 

頼りになる重曹ですが、畳のお掃除には使わないようにしましょう。

 

まとめ

まとめ

 

 犬に畳の上でおしっこをされたら、素早く水分を吸い取ることが大事。

 

 畳にしみ込んだ水分は、塩や小麦粉・ベビーパウダーに吸わせて掃除機を使うと良い。

 

 尿の臭い取りには消臭スプレーをたっぷりかける。

 

 クエン酸水やミョウバン水など手作り消臭スプレーも効果的。

 

 畳は湿気が大敵!最後はしっかり乾かすようにしよう。