![【隙間テープの剥がし方】簡単!!ドアや網戸についたテープの取り方を紹介!](https://helping-hand-housework.com/wp-content/uploads/2019/08/図4-6.png)
立て付けが悪かったり窓に隙間があったりすると、そこから風が入り込み、室温を下げてしまいます。
また、隙間から風が入ってくると肌寒く、暖房費も余計にかかってしまいますよね。
そんな時は、手軽にドアや窓の隙間を埋められる「隙間テープ」が便利ですよね。
おはようございます。
隙間テープで暖房効率を上げてみます。
暖かくな~れ pic.twitter.com/pknffRGmQJ— つかさ (@gopochan) March 4, 2019
隙間テープは、しっかりと固定する必要があるため、粘着力が強いテープを用いています。
しかし、劣化が進みいざ剥がそうとしたときに、スポンジ部分が残ってしまったり両面テープが残ってしまったりしたことはないでしょうか?
そこで今回は、『隙間テープの剥がし方』についてご紹介していきます。
目次
隙間テープの剥がし方
①ドライヤーを使う方法
隙間テープは、身近なものでも剥がすことができます。
隙間テープに使われている粘着物質は熱に弱いため、温めると粘着成分が溶けて剥がしやすくなります。
【用意するもの】
✔ ドライヤー
✔ 消しゴム
✔ 布巾
手順
- まず初めにドライヤーの温度を「中」程度に設定しておきましょう。
- 次にドライヤーの音風を直接隙間テープに当てていきます。
- 隙間テープの端を爪で引っ掻いてみて、簡単に上がるようであれば全て流してしまいましょう。
- まだベタベタするようであれば消しゴムで擦り落としましょう。
- 最後に隙間テープの跡を軽く水拭きして完了です。
ドライヤーを利用する場合は、粘着剤が溶け出すまで多少時間がかかります。
あまり時間をかけたくないのであれば、他の方法を試してみてください。
また、場所によってはあまり長時間ドライヤーを当てるとドライヤーの熱で溶けてしまったり、形が歪んでしまうことがありますので注意してください。
②お酢を使う方法
隙間テープを貼って時間が経過していると、隙間テープが中途半端に剥がれてしまったり、粘着剤のベタベタが残ってしまうことがあります。
だからといって、隙間テープをきれいに探すためにアイテムを買い足すのは億劫ですよね。
隙間テープの跡が残ってしまったときは、お酢に浸すことで案外すんなり剥がすことができます。
【用意するもの】
✔ お酢
✔ ガーゼまたは布
✔ 消しゴム
✔ ゴム手袋
手順
- まず初めにゴム手袋を着用し、ガーゼや布にお酢を浸します。
- 隙間テープの跡が残った箇所にガーゼを当て、30分程度時間をおきましょう。
- お酢がしっかりと染み込んだのを見計らってから、隙間テープがふやけているのを確認し、優しく擦り落とします。
まだ粘着剤が残っている場合は、一度乾かした後、消しゴムで擦ると残ったベタベタを取り除くことができます。
お酢を使うとにおいが移ることがありますので、必ずゴム手袋を装着してから作業を行い、隙間テープをはがした後は水拭きをして、しっかりと乾燥させましょう。
③ハンドクリームを使う方法
手荒れを防ぐために役立つハンドクリームですが、隙間テープの跡にはそのほかにハンドクリームも効果的です。
ハンドクリームは100円ショップでも販売していますので、「普段使用しているハンドクリームを使うのはもったいない」、と言う方は100円ショップを利用しましょう。
【用意するもの】
✔ ハンドクリーム
✔ ティッシュ
✔ 布巾
手順
- ハンドクリームを隙間テープの後に塗布します。
- 指で円を描くようにくるくると擦り落としましょう
- 隙間テープが剥がれたら、ハンドクリームをティッシュなどで拭き取ってください。
ティッシュで拭き取ってもまだぬるぬるするようであれば、水に流した布巾できれいに拭き取ってから、扉を開けたままにしておき、よく乾燥させましょう。
④除光液を使う方法
ネイルを落とすときに無くてはならない除光液ですが、隙間テープの粘着剤は、除光液を染み込ませると粘着力が弱まります。
除光液を使う方法は、基本的にお酢やハンドクリームを使う方法と変わりません。
ただし、可燃性が高いので、使用するときは火の気のない場所で作業をしてください。
【用意するもの】
✔ 除光液
✔ ガーゼ、または布
✔ テープ剥がし用のへら、または定規など
✔ 布巾
✔ ゴム手袋
手順
- 手荒れの原因になりますので、あらかじめゴム手袋を装着してから作業を行いましょう。
- ガーゼ、または布に除光液を染み込ませておきます。
- 隙間テープに充分除光液がしみこんだら、シール剥がし用のへら、または定規で削り取っていきましょう。
- 除光液は揮発性が高いので、長く匂いが残ることはありませんが、気になる場合は水拭きをしましょう。
- 水拭きをした後は、乾くまで扉を開けておき、しっかりと乾燥させてください。
除光液は、隙間テープが貼られている場所によっては使用できない場合があります。
例えば、フローリングなど、塗装されている場所に除光液を付けると塗装が剥がれてしまいます。
あまり目立たない部分に除光液を付けてみて、色が剥がれていないのを確認してから使用してください。
⑤水糸を使う方法
できるだけ手間をかけずきれいに隙間テープをはがしたい方は、糸を使ってみてはいかがでしょうか?
隙間テープを剥がすには、「水糸」が使いやすく便利です。
水糸は、「水縄」とも呼ばれる建築道具のひとつで、長さを測るときや平行かどうかを図るときに用います。
手芸用の糸とは異なり、ビニール等でできており、一般的な手芸用の糸よりも硬く丈夫です。
【用意するもの】
✔ 水糸
✔ 布巾
✔ 消しゴム
手順
- はじめに水糸を両手に巻きます。
- 両手の糸をたるまないようにピンと張ります。
- しっかりと糸を張った状態のまま、隙間テープの端に糸を当てます。
- 糸を小刻みに左右に動かしながら隙間テープを剥がしていきましょう。
糸を用意できない場合は、プラスチックのガードでもかまいません。
隙間テープを糸で剥がしても、まだベタベタするときは、水拭きするだけでもキレイに落とせます。
水拭きしても落ちないときは、消しゴムで擦り落としましょう。
⑥灯油を使う方法
灯油もまた、隙間テープを剥がす時に役立ちます。
ただし、火事の危険がありますので、必ず火の気のない場所でのみ使用しましょう。
【用意するもの】
✔ 灯油
✔ ガーゼ、または布
✔ シール剥がし用のへら、または定規
✔ ガムテープ
✔ ビニール袋、またはピクニックシートなど
✔ ゴム手袋
手順
- まず初めに処理を行う隙間テープの下や周辺にビニール袋、またはピクニックシートを敷くなどして灯油が飛び散らないよう養生してください。
- 灯油に直接触ると、手荒れの原因になりますので、必ずゴム手袋を装着してから作業始めましょう。
- ガーゼ、または布に灯油を染み込ませ、隙間テープの後に当てます。
- 灯油が充分染み込んだのを確認し、シールはがし専用のヘラ、または定規を使って隙間テープを剥がしていきましょう。
灯油は、塗布してからある程度時間を置き、よく染み込ませるとより効果が高くなります。
なかなか隙間テープが剥がれないときは、灯油に浸したガーゼや布隙間テープの後に当ててサランラップをし、テープで固定したからしばらく時間をおいてみましょう。
ただし、フローリングやプラスチック製の物、塗装されている場所には使用しないでください。
除光液と同じく、灯油がつくと色が剥がれてしまったり、溶けてしまうこともあります。
また、接着剤を使用している部分は剥離することがありますので、使用を控えましょう。
キレイに剥がして隙間テープを便利に活用しよう!
今回は隙間テープの剥がし方について紹介しました。
隙間テープを交換するときは、しっかりと固定する必要があるため、テープを貼り付ける部分にほこりやゴミ、前のテープが残っていると、きれいに貼ることができません。
隙間テープをきれいに剥がせずお悩みの方は、是非、今回紹介させていただいた方法を参考にしてみてください。
まとめ
まとめ
✔ ドライヤーで温めると、隙間テープの粘着力が弱まり剥がしやすくなる。
✔ 隙間テープの跡は、ハンドクリームを塗った後、指で擦るとキレイに剥がせる。
✔ 隙間テープの跡は、お酢を染み込ませてから擦るとキレイに落とせる
✔ 隙間テープの跡は、除光液を染み込ませてから擦るとキレイに剥がせる。
✔ 隙間テープは、水糸を使って左右に小刻みに動かしていくとキレイに剥がせる。
✔ 隙間テープの跡は、灯油を染み込ませてから擦るとキレイに剥がせる。