みなさんはキッチンマットを使用していますか?
キッチンマットは料理をする際に油がはねてしまう、食材のシミがついてしまうなど、意外と汚れが目立つため、洗濯する頻度も高いという方も多いのではないでしょうか。
しかし、やはり食べ物を扱う場所に使用するため、いつも清潔な状態を保っていたいものですよね。
そこでここでは、汚れやすいキッチンマットの洗濯頻度や洗濯機での洗い方、また清潔に保つための工夫についてご紹介します。
目次
キッチンマットの必要性
キッチンマットは積極的に使用される方とまったく使用されない方の二極化を辿っていることをご存知ですか?
なぜこのように使う人、使わない人に分かれるのでしょうか?
その理由を探ってみました。まずは使う人の意見から。
使う人の意見
✔ キッチンの床が汚れるのを防げるから
✔ 水が飛んだり汚れがついても床ではないのであまり気にならない
✔ 滑り止めになる
✔フローリングを水拭きする必要がない
続いて、使わない人の意見。
使わない人の意見
✔ 洗濯が面倒!
✔ 汚れるのが嫌。
✔ 洗濯するタイミングがよく分からない!!!
このように、キッチンマットを使う人にとっては必要性を感じ、使う習慣のない方にとっては邪魔なものでしかないという考えに分かれるようで、それぞれに応じた対応が必要となることが分かりますね。
例えば、キッチンマットを使用する方は、定期的にお洗濯も必要となるでしょう。
逆に使用しない方は床が汚れる可能性が高いことを踏まえると、定期的なお掃除が必要となります。
いずれにしても、キッチンを清潔な状態に保つためにはお洗濯やお掃除は欠かせないということです。
キッチンマットの洗濯頻度
キッチンマットを使用している方は、どれくらいの頻度で洗濯していますか?
実は、使用している方こそ、どれくらいの頻度で洗濯をすればよいか分からない方の方が意外と多いのです。
しかし、キッチンマットは意外に油汚れや水汚れ、食べ物汚れ、生活におけるほこりなどが付着していることが多く、可能であれば3日に1回、少なくとも1週間に1回の洗濯をおすすめします。
キッチンマットは足元に敷いているものであることを考慮すると、可能な限り回数多く洗濯される方がより清潔を保つことができるでしょう。
キッチンマットはどのような方法で洗濯するの?
キッチンマットをいざ洗濯しようと思っても、洗濯機を使用しても良いものか、それともコインランドリーのようなところで洗濯を行わなければいけないものか・・・と思う方もいるかもしれません。
キッチンマットは自宅の洗濯機を使用すれば十分に汚れを落とすことができます。
しかも、大きくて重いため、洗濯の際は形も崩れてしまいそうな気がしますが、洗い方、やり方を知るととても簡単に洗濯することができます。
キッチンマットの効果的な洗濯方法
基本的にキッチンマットを洗濯する際は、洗濯表示に目を通してください。
そして、お使いのキッチンマットが洗濯機で洗ってよいかを確かめておいてください。
また、ロングタイプのキッチンマットや、少し厚みのあるものを使用されている方は、丸めたり、あるいは折りたたんだ時に洗濯機に入るかどうかも確認するようにしましょう。
特に洗濯表示には、ドラム式洗濯機での洗濯は可能としていても、それ以外での洗濯はNGという表記もあるため、キッチンマットの洗濯の指示通りに洗濯をしましょう。
また、洗濯機での洗濯をNGとしている場合は、手洗い洗濯を行わなければなりません。
いずれにしても、表示方法に従った洗濯方法を行いましょう。
①洗濯機で洗濯する場合
洗濯機を使用して洗うことができるキッチンマットの場合は、いつものお洗濯と同様に洗濯を行いましょう。
特に、大きなキッチンマットですから、大き目の洗濯ネットに入れてお洗濯すると本体が傷んでしまうことを防ぐことができます。
この時、キッチンマットを折りたたんでネットに入れることになりますが、ジグザグのたたみ方をした方が、汚れが落ちやすいため、そのような折り方をするのもポイントです。
丸める場合は表面が外側にくるように丸めるようにしましょう。
特に油汚れや食べ物のシミなどが付着している場合は、その箇所に直接漂白剤などを塗布しておくと、汚れ落ちがよくなります
②手洗いの場合
洗濯機を使用できないキッチンマットや、厚手の素材であることから洗濯機を使用することができない場合は手洗いでお洗濯しましょう。
その際、まずは油汚れなどを浮かせてから洗うという意味で、浴槽の中にぬるま湯を張って洗剤を入れ、浸け置き洗いから行いましょう。
その後洗濯ネットに入れ、ぬるま湯を張った浴槽の中に洗剤を溶かした後、手で洗うか両足で踏み洗いをしてマットに付着した汚れを落としましょう。
その後、何度かぬるま湯を入れ替えてすすぎましょう。
そして、1分ほど脱水にかけ、風通しのよい場所に干し、お天気の良い日や季節が夏などであればほんの数時間で乾くこともあれば、お天気の悪い日などは1日干しても乾かないなど、ある程度天気に左右されそうですが、生乾きとならないようしっかりと乾燥させましょう。
キッチンマットの干し方に手を加えよう
キッチンマットはご家庭によってはロングタイプを使用されていることもあるでしょう。
その場合、干す時に場所に困ることがあります。
当然、長くなればなるほど背の高い物干しが必要となりますが、どのご家庭にも必ずあるものではないことから、物干し竿を2本使用し、間をたるませ、M字干しをすると場所も取らず裏表関係なくカラッと乾かすことができます。
短めのマットを使用されている場合は、2本の物干し竿に高さがあればそのまま引っ掛けて干すことができますね。
尚、キッチンマットの裏側は滑り止め剤が施されているため、裏面こそ乾きにくい傾向にあります。そのため、裏表をまんべんなく乾かすとより乾きが早くなると思います。
キッチンマットを洗濯機で洗う際の注意点
キッチンマットを洗濯機で洗濯する際はいくつかの注意点を守ることでその仕上がりがふんわりとよくなるため、以下の注意点を守って洗濯を行うようにしてください。
①柔軟剤の使用は避けること
キッチンマットをふんわりと仕上げるには、誰もが柔軟剤の使用が前提となります。
柔軟剤は、通常の洗濯でも使用されるご家庭も多いと思います。
この柔軟剤には生地を柔らかく肌触りの良いものに仕上げる働きがありますが、繊維に香りや柔軟性をコーティングすることで、どうしても吸水性が悪くなる傾向にあります。
そのため、キッチンマットとしての機能を最大限に生かして使用する場合は、柔軟剤の使用は避けるようにしましょう。
②脱水時間は短めに
通常の洗濯は水をしっかりと切ってから干す方がより乾きが早くなります。
しかし、キッチンマットは裏面に滑り止めが付いていることでゴムがとなっていることの方が多いため、水切れが悪いです。
そのため、いくら長めの時間を設定して脱水をしたところで、完璧に水切れができるかわかりません。
意外にも脱水時間を長めにしたために洗濯機に負担がかかってしまうということが考えられます。
そのため、脱水時間は長くても1分ほどとし、その後はベランダなど風通しの良い場所で自然乾燥させるようにしましょう。
キッチンマットを洗濯する前にやっておくこと
キッチンマットはいきなりそのまま洗濯機に入れて洗濯しても何も間違いではありません。しかし、ひと手間加えるだけでより洗濯の手際が各段とよくなります。
その方法を以下にご紹介します。
①掃除機でゴミを吸っておく
キッチンマットには水汚れや油汚れだけではなくゴミやほこりも付着します。
そのため、洗濯機に入れる前に、一度キッチンマットの上のゴミやほこりを吸い取るために掃除機をかけましょう。
掃除機をかけておけば、マットの目の中に入った汚れを吸い取っておくことができます。
②汚れを拭いておこう
キッチンマットは油はねや食材の汁がこぼれたりシミになるということも多々あると思いますが、その場合は早めに拭き取って綺麗にしておきましょう。
水拭きである程度汚れを落としておいてから洗濯機で洗濯する方がより綺麗になります。
まとめ
汚れやすいキッチンマットの洗濯頻度や洗濯機での洗い方、また、清潔に保つための工夫についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
キッチンマットは・・・
・3日に1回、少なくとも1週間に1回は洗濯する。
・洗濯表示を確認して洗濯機または手洗いを行う。
・手洗いの場合は浴槽で浸け置き洗いを行う。
・干す際はM字に干す。
など、キッチンマットを清潔に保つことが大切です。
洗濯機での洗濯も可能であり、かつ柔軟剤の使用はさけ、生地を傷めないためにも脱水時間を短めに行うようにしましょう。
また、頻繁な洗濯が望まれるため、洗い替えを持っておかれることもおすすめします。
キッチンマットを清潔な状態に保ち、毎日快適にお料理しましょう!