出かけるとき、なかなか急いでいると足元にまで気が行き届かない時がありますが、ふと気づけば靴にカビが生えていた!なんてこと、ありませんか。

 

久々に取り出した靴だと特にカビが心配されますね。

 

玄関先は雨に濡れた傘や靴を放置することが多く、エアコンや除湿機など効かせることもまずないので、湿気が高いゾーン。

 

さらに靴の収納棚は見えるとみっともないから戸棚にしている家庭も多いはず・・・そうなると余計に通気性が悪くなって、湿気も逃げてくれません。

 

今回は靴のカビの取り方とその防止対策についてご紹介したいと思います。

 

革靴の汚れの落とし方

重曹&エタノール

重曹は水に溶かすと弱アルカリ性になります。

 

この性質が、汗や皮脂に含まれるたんぱく質を分解してくれるので、カビの発生を抑えることができます。

 

また、エタノールは消毒用のエタノールを用意してください。無水エタノールも売ってあるのですが、水分が多少ないとすぐに揮発してしまうので除菌効果がありません。

 

 

消毒用のエタノールも、靴によっては色落ちする可能性がありますので、薄めて使うか、目立たないところで拭いて、色落ちしないか確認してから使いましょう。

【用意する物】

・重曹

・消毒用エタノール

・革靴用ブラシ

・布や新聞紙

・革靴用クリーム

汚れ

手順

1.表面を革靴用のブラシでブラッシングします。表面の汚れ、細かいゴミを落としてください。

2.重曹を濡らした布につけて靴の表面をこすります。

3.靴の内部のカビは歯ブラシを使って掻き出します。

4.消毒用のエタノールを染み込ませた布で靴の表面、内部まで拭いて除菌します。

5.靴の中に新聞紙をつめ、風通しのよいところに2,3日陰干しします。しっかりと乾燥させてください。

6.革靴用のクリームを塗って、表面のお手入れをします。

 

エタノールの代わりに、革靴用のカビスプレーもありますので、そちらを使用してもよいと思います。

高い革靴で、自分でカビ取りするのが心配な方はクリーニング業者に依頼してくださいね。

 

スニーカー

①重曹

【用意する物】

・重曹

・たわしor歯ブラシ

・乾いた布

・新聞紙

汚れ

手順

1.バケツに水を張り、重曹を入れて溶かします。 水4ℓに対して、重曹100gが目安です。

2.靴ひもや中敷を取りましょう。

3.土などの汚れはなるべく落としてからバケツの重曹水に靴と靴ひも、中敷をつけ、3時間待ちます。

4. たわしや歯ブラシなどで靴のカビをこすり落とします。

5.乾いた布でカビを拭き取ります。

6.水で全体を洗い流します。

7.乾いた布で靴の水分を拭き取ります。

8.靴の中に新聞紙をつめて、2,3日天日干しします。

 

 

②酸素系漂白剤

【用意する物】

・酸素系漂白剤

・乾いた布

・新聞紙

汚れ

手順

1.バケツを用意し、熱めのお湯(50℃くらい)に酸素系漂白剤を溶かします。分量はご使用の酸素系漂白剤の使用書を参考にしてください。

2.重曹と同様、靴ひもや中敷は取っておき、汚れをなるべく落としておきましょう。

3.靴、靴ひも、中敷を、1~2時間ほど漬け置きします。

4.水で全体を洗い流し、よくすすいでください。

5.乾いた布で良く拭き、水分を取ります。

6.靴の中に新聞紙をつめて、2,3日天日干しします。

 

スニーカーは布なので、汚れを浮かす前にカビをこすると布にカビが入り込んでしまうので、すぐに液体につけることをお勧めします。

 

また、上記の方法はカビ菌を除去する方法で、黒カビによる黒いシミを完全にとることはできません。

 

黒いシミを取るときは塩素系漂白剤を用いる必要があります。

 

ただし、色落ちしますので、色柄のあるスニーカーにはおすすめできません。使用するときは、塩素系漂白剤を薄めた液を布にしみこませて拭き、30分~1時間ほどそのまま置いた後水拭きしてから、十分に乾かしてください。

 

スエード

エタノール

スエードにはエタノールのみを使用します。

【用意する物】

・消毒用エタノール

・ブラス

・新聞紙

・防水スプレー

汚れ

手順

1.ブラシを使って靴の表面の汚れやほこりを払い落します。

2.消毒用エタノールをスプレーします。靴の内側、外側に全体がしっとりぬれるくらい拭きつけてください。

3.水拭きします。ごしごし拭かず、毛並みに沿って優しく行ってください。

4.新聞紙を中に詰め込み、2,3日陰干しして乾燥させます。

5.乾いてから防水スプレーを吹き付けます。

 

靴にカビが生える原因と対策

【原因】

カビが生える条件は以下のとおりです。

 

・20~30度の温度

・湿度が80%を超える

・カビの栄養源となる泥、埃、汗、皮脂などがある

・酸素がある

 

人の過ごす室内温度はまさにカビが生えやすい温度。梅雨時などは湿気も高いので、もし汚れたまま靴を下駄箱にしまったら…。

 

そこで次に対策をご紹介します。

 

【対策】

 

①靴を汚れたまま、濡れたまま収納しない。

先ほどお伝えしたように、汚れはカビの栄養源となります。

 

泥土が付いた状態や、もちろん雨に濡れた状態のまま収納しないでください。汚れはきちんと取り、乾いた状態で収納しましょう。

 

また、汗などで群れている場合もあります。通気性のいいところにおいてからしまう、新聞紙をつめて保管するなど、使用後の状態を確認し、改善してから収納しましょう。

 

②下駄箱に靴をたくさん詰め込んで収納しない。

通気性が悪いと、湿気がこもりやすくなり、カビも繁殖しやすくなります。靴の量を見直すことも靴を大事にする方法です。

 

また、収納棚にすのこを敷いて靴を収納したり、つっかえ棒を利用したりするなど、通気性の確保をすることも大事です。

 

③下駄箱の換気を定期的に行う。

冒頭でもお伝えしたように、下駄箱は湿気がたまりやすい場所です。

 

そこで定期的に下駄箱の戸を開けて換気を行いましょう。

 

湿気がひどい地域では除湿機を持っている家庭もあります。そういった除湿機も効果が高いですが、扇風機で通気性を高めるのもよいでしょう。普段から下駄箱に除湿剤を置いておくのも効果的です。

 

④菌が繁殖しにくいように市販のカビ予防スプレーを使う。

バイオの力でカビの繁殖を抑えるスプレーもあります。

 

手入れした後、こういったスプレーを吹きかけるのもよいでしょう。

 

まとめ

・革靴は重曹とエタノールを使ってカビを取りましょう。

・スニーカーは重曹や酸素系漂白剤を溶かした液体につけてカビを取りましょう。

・スエードはエタノールを使用しましょう。

・靴は手入れしてから収納し、下駄箱内の湿気がこもらないように通気性を高めましょう。