毎日生活しているとどうしても溜まってしまうのがホコリですよね。
「ついこの前掃除したばかりなのにもうこんなにホコリが溜まってる!」なんて思ったことはありませんか?
そのまま放っておくとダニやカビなどによるアレルギー症状を引き起こす可能性もありますので、こまめに掃除したいですね。
今回は、そんな積もったホコリの掃除方法をご紹介します!
ホコリを舞い上げないように掃除する方法やおすすめのホコリの取り方なども併せてご紹介しますので、是非参考になさってください。
目次
積もった埃の正しい掃除方法
これからご紹介する方法を実践すると、ホコリをあまり舞い上げることなく効率的なお掃除ができます。
①掃除中の換気は忘れずに!
人が動くだけでどうしてもホコリは舞ってしまうので、掃除中の換気は必須です。
舞い上がったホコリを外に出すには、部屋の風の通りを良くすることが大事です。窓は一か所だけではなく、開けた窓と反対側の窓も開けるようにし、風の通り道を作ってあげる事が上手な換気の仕方です。窓があまりない部屋であれば、一か所窓を開けて、換気扇を回すだけでも風の通り道はできます。
ちなみに、真冬など寒くて窓をあまり開けられない日は、掃除の間中ずっと開けていなくても、10分程で大丈夫です。
気温に関係なく、花粉の時期であったり、お天気が悪くて窓が開けられなかったりする場合は、空気清浄器などの家電をフル活用しましょう。空気中に舞ったホコリや花粉まで効率よく吸ってくれます。お試しください。
②上から下にが基本
積もったホコリを掃除する時は、上から下に掃除をすることが基本中の基本です。
ホコリはやはり上から下に落ちてゆきます。せっかく、床を掃除後、棚の上のホコリを取ってしまったら、綺麗に掃除したばかりの床にホコリが落ちてしまいますね。そういう事が起きないように、まずは高い場所のホコリ取から始めることが大切です。
ハンディモップなどでホコリを絡め取ったら、最後に拭き掃除までできると完璧なのですが、ホコリさえしっかり取れれば大丈夫です。とにかく、掃除は高い所から低い所へ順番にすることが鉄則です。
③モップでまずホコリを取るのが先
ホコリを取るのにまずはモップで高い所を掃除したら次は掃除機で一気に吸い込みたいところですが、掃除機の出番はまだです。
床もまず乾いたモップで大きなホコリを先に絡め取っておく必要があります。
特に、大きな家具の隙間などのホコリはしっかり取っておきましょう。そうしないと、掃除機から出る排気が溜まったホコリを空中に巻き上げてしまいます。
④雑巾で水拭きできたら完璧!
綺麗に掃除をしたいなら、最後に固く絞った雑巾でサッと水拭きできたらベストです。ホコリで汚れていた部分も見違えるように綺麗になりますよ。
ホコリが溜まりにくい部屋にする方法
どんなに毎日気を付けていても、ホコリが全くない家なんてありません。
その為、完全にホコリを無くす方法などはありませんが、ホコリが溜まりにくくする事はできますよ。
①物を直置きしない
床などに物を直置きしていると、なかなか掃除が大変ですよね。
モップを掛ける度にずらして、また戻して・・・始めはきちんとずらして掃除していてもそのうち面倒臭くなり、周辺だけサッと掃除するだけになりませんか?
物を直置きするとホコリの溜まり場になるばかりではなく、掃除がしにくくなります。できれば直置きはやめましょう。
また、雑貨などの飾り過ぎも同様の理由であまりおすすめしません。
②ファブリック類はこまめに掃除を!
ホコリが溜まる要因には外からの砂埃や花粉などもありますが、一番多いのは部屋の中のファブリック類(生地や織物)から出るホコリです。
カーテンの開け閉め時、ベッドメイキング時、布製のソファに座ったり立ったりする時、私達は特に気にしていないだけですが、これらのファブリックから出るホコリは意外と多いものです。
その為、ダストなどのアレルギー症状が酷い方は、例えばソファを布製の物から皮製の物に変えたり、カーペットを敷くのを止めたりするだけでもホコリはもちろん、アレルギー症状も改善されるかもしれません。
とはいえ、なかなか家具を買い替えたりすることは難しいですから、何も買い替えずにホコリを少なくする方法と言えば、やはりこまめな掃除しかありません。
カーペットやクッションなどは外で叩くよりも、掃除機で軽くホコリを吸い取る方が、ハウスダストやダニ対策には高い効果があると言われています。
③ティシュもホコリの原因!?
陽が良く当たる所でボックスティッシュをサッといつものように取り出してみてください。
取り出す際に意外と多くのホコリが舞っていることに気が付くでしょう。ティッシュを取り出す時は勢いよく取るのではなく、静かに出すだけでもホコリの溜まり具合は違ってくるはずです。
④柔軟剤を使って見る
テレビ周りは他の場所と比べどうしてもホコリが付きやすいですね。それは静電気がホコリを寄せ付けてしまうという特徴があるからです。
では、この特徴を逆に利用して、ホコリを寄せ付けない効果のある柔軟剤を活用しましょう。
水(200ml)の中に柔軟剤(5ml)を入れた物で雑巾を浸して水拭きしましょう。これだけで、ホコリがつきにくくなります。
⑤こまめに換気する
こまめに換気して、家の中の風通しを良くするだけでホコリはだいぶ溜まりにくくなります。
窓が開けられない場合は、換気扇や空気清浄器などをつけておくのも効果的です。
掃除は朝にするのがおすすめ
掃除は朝がおすすめです。しかも、できればまだ誰も起きてない時間帯がベストです。
ホコリは人が動く度に空中に舞います。その舞い上がったホコリは、人が寝静まった後、どんどん上から下へと落ちて床に溜まっていきますね。そこで、まだ誰も活動していない朝の時間帯に掃除をすれば、ホコリを効率良く取れるというわけです。
しかし、朝から掃除している暇なんてないと言う方におすすめなのがモップです。ベッドの近くにモップを置いて寝ます。朝起きたら、そのモップを掛けながら活動するだけです。これこそ、時間を掛けずに掃除もできて、一石二鳥です。
お掃除にはモップが万能
ホコリ取りにはモップが万能でおすすめです。
ホコリを絡め取って空中に舞いあがらせにくい物があるので、高い所を掃除する時は便利です。
最近はモップの長さや角度まで調整できるタイプの物がありますので、エアコンの上の部分の掃除には是非そのタイプを使われることをおすすめします。
ながら掃除がおすすめ
ながら掃除とは何かをしながらついでに掃除をしてしまう事です。
例えば、テレビを観ながらカーペットをコロコロでゴミやホコリを取る、CMの合間にテレビ周りをハンディモップでささっとホコリ取りする。
このようなながら掃除を習慣化するだけでも、ホコリの溜まり方は劇的に変わるはずです。ちなみに、このながら掃除をする為には、いつも汚れがちな場所に掃除道具を置いておくという事がポイントです。
まとめ
・掃除中の換気は必須。
・掃除は高い所から低い所へと順番に行う。
・掃除機よりもまずは先にモップで大きなホコリを取り除くこと!
・モップでホコリを取り除いてから掃除機をかける。
・一番最後に水拭きをすると完璧。
・ホコリを溜めにくい部屋を目指すには、ファブリック類をこまめに掃除する、こまめな換気、物を直置きしないなどの配慮が必要。
・柔軟剤を利用するとホコリを付きにくくする事ができる。
・掃除はまだ誰も活動していない朝にすると効率的である。
・ながら掃除を習慣化することで、掃除の時短になりホコリも溜まりにくくなる。
積もったホコリを掃除するのに、何も特別な道具は必要ありません。また、ちょっとの配慮でホコリを舞い上げる事なく、効率良い掃除ができます。
毎日の掃除を習慣化させ、心身ともにリラックスできる環境を作りましょう。