【ダウンジャケットの染み抜き方法】自宅でできる!!油のシミ汚れの取り方を紹介!

 

寒さが身にしみてくると、お出かけの時は、ダウンジャケットで暖かくして防寒に備えたいものですね。軽い素材の割に保温性が高く、冬の外着アイテムとしては最強ではないでしょうか。

 

ダウンジャケットは、アウトドアシーンでの着用も多いので、ホコリや汚れ、シミなどが知らない間に着いてしまうということもあります。

 

また、活用する期間が冬の寒い間だけということで、収納している期間の方が長く、その分、なかなか的確なお手入れの方法に悩む方もいらっしゃるでしょう。

 

着用するためにクローゼットから出してきたら、襟元に汗ジミが!などということもあるかと思います。

 

そこで、今回はダウンジャケットのお手入れ方法や、シミ汚れの取り方をご紹介しましょう。

 

ダウンジャケットの特長

 

 

ダウンジャケットとは、基本的にはナイロン素材の生地をキルティング加工し、内部にダウンフェザーを詰めるという製法の衣類です。

 

ダウンフェザーの保温性に加え、汗を放出する特徴があるため、元々は極寒地での作業服などとして重用されてきました。

 

また、鳥の羽の部分であるフェザーの10分の1という“ダウンフェザー”を用いることによって、軽量化という、冬季アウターの「衣類自体の重量問題」を解消したという点も、ダウンジャケットのメリットでしょう。

 

つまり、ダウンジャケットの洗濯方法としては、当然のことながら【ドライクリーニング】が主体となります。

 

しかし、シミや汚れは水溶性のものも多く、ドライクリーニングだけでは落とせない場合も少なくありません。

 

シミの種類と汚れの落とし方

水溶性のシミ

しょうゆ・コーヒー・ジュース・酒類etc

→付着後、すぐになら水だけで落ちます。

 

血液・紅茶・ワイン・果汁・インクなど

→水で落ちますが、色素が残る場合は、酸素漂白剤を使用します。

 

油溶性のシミ

口紅・ファンデーション・チョコレート・ボールペン・機械油・食用油・衿あか等

 →台所用中性洗剤をつけるか、ベンジン、アルコール、シンナーなどの有機溶剤で落とす方法もあります。

 

今回は油の染み汚れですので、後者の方法で汚れを落とします。

 

ダウンジャケットのお手入れの前に

 

 

ダウンジャケットのシミ取りをはじめとする、お手入れ方法をする際に、必ず確認してほしいことは、【取り扱い表示】のタグです。

 

大抵の衣類には、洗濯機か手洗いのマークが記載されているはずです。

このマークが表示されていれば、自宅でのお手入れは可能です。このような表記がない場合は、ドライクリーニングのみとなります。

表地がナイロンではなく、特殊な繊維だったり、とても高価なダウンジャケットだと思われますので、ご自宅でのお手入れには向いていません。

 

また、洗濯機か手洗いが可能の場合には、お湯の温度の確認が必要です。

40℃とか30℃といった数字が表示されているはずです。洗濯の際は表示された温度をきちんと守ることが重要です。

 

もしダウンのファーがついているようなら外すことをおすすめします。フェイクファーであれば、本体部分と一緒に洗えると思われます。

 

そして自宅でのお手入れの前に、ジャケットの目立たない場所で、色落ちしないかを確認してから行うよう、気をつけましょう。

 

皮革素材のダウンジャケットは、色落ちや型くずれだけでなく、革自体が硬化しヒビ割れを起こす場合が考えられます。

 

また、ウール(羊毛)のダウンジャケットは、水分によってフェルト収縮が起きやすく、水に濡らして洗濯してしまうと、縮んでしまう可能性があります。

 

これらの理由から、レザーやフェイクレザー、もしくはウールが素材のダウンジャケットは、自宅での洗濯はできませんので注意して下さい。

 

ダウンジャケットのお手入れ方法

①袖口や襟元の汗ジミ

【用意する物】

・おしゃれ着用の洗濯洗剤(中性洗剤)

・柔らかいスポンジ

・タオル

汚れ

手順

1.シミの部分に、おしゃれ着用洗濯洗剤をつけます。

2.軽く湿らせたスポンジで、優しくたたいて、汚れを落としていきましょう。

3.35~36℃程度のぬるま湯を、スポンジかタオルに湿らせて、2~3回に分けて繰り返しながら洗剤を拭き取っていきます。

4.お湯(取り扱い表示の温度)とおしゃれ着用洗剤を混ぜて、ダウンジャケットを10~20回ゆっくりと、押し洗いします。

5.洗濯機でおしゃれ着洗いコースの【脱水】を30秒~1分しましょう。

6.脱水をしたら、再度汚れを出し切ります。水を替えて先ほどの押し洗いの要領で水洗いしましょう。

※ ふんわりとした感じにするには、最後のすすぎのタイミングで柔軟剤を入れると効果的。

7.最後のすすぎも終えたら再度脱水を1分ほどしましょう。

 

②落としにくい油ジミ

 

 

食べ物の飛び汁(油系)や、お化粧品のファンデーション等のしつこい油ジミの対処方です。 

【用意する物】

・台所用洗剤

・クレンジングオイル

・除光液(アセトンを含まないもの)

・使い古しの歯ブラシ

・スポンジ

・タオル

汚れ

手順

1.台所用洗剤、クレンジングオイル、除光液を1:1:1でまぜシミ取り溶剤をつくります。

2.シミ取り溶剤を歯ブラシにつけて、ダウンジャケットの表面を丁寧にこすり、染みを落とします。

※このとき強くこすらないようにしましょう。

3.35~36℃程度のぬるま湯を、スポンジかタオルに湿らせて、2~3回に分けて繰り返しながら洗剤を拭き取っていきます。

4.お湯(取り扱い表示の温度)とおしゃれ着用洗剤を混ぜて、ダウンジャケットを10~20回ゆっくりと、押し洗いします。

※5~.脱水→すすぎ→脱水のやり方は《 袖口や襟元の汗ジミ 》と同様です。

 

③ダウンジャケットの干し方

 

 

ダウンジャケットは、すぐに干さないとシワになってしまうので注意しましょう。

 

脱水できたダウンは、風通しのよい場所で陰干しをしましょう。この時、しっかりと形を整えておくことで、洗濯前と変わらないような着用感、シルエットを保持できます。

 

ダウンジャケットは、詰め物のダウンが軽量素材なので、陰干しをしていると1日程度で乾いたように感じられますが、表面上はそう見えても、内部は十分に乾ききっていないことがよくあります。

 

ですから、少なくとも2~3日くらいの時間をかけて陰干ししましょう。

 

完全に乾いたら、内部の羽毛をほぐして均一に配分するして形を整えましょう。所々、羽毛が偏ったりしていますので、ジャケットの表と裏、全体を触ってしっかりと確認しましょう。

 

ダウンジャケットの保管方法

 

 

ダウンジャケットは、型崩れを防ぐために、お手入れが終わったらハンガーにかけて保管することをおすすめします。

 

たたんで収納する場合、ダウンジャケットの上には衣類を置かないでください。

 

収納する前に、仕上げとしてダウンジャケットに防水スプレーをかけておくと、次に着用する際に、汚れや汗ジミの予防にもなります。

 

※ 防水スプレーを吹きかける際は、屋外でしましょう。

 

まとめ

・ダウンジャケットのお手入れは、取り扱い表示タグを確認して、手洗いや洗濯機の表示があれば、自宅でもアフターケアができる。

・レザー、フェイクレザー、ウール系の素材のダウンジャケットは型崩れや色落ち、繊維の収縮などのリスクが伴うため、ドライクリーニングに依頼する。

・シミや汚れの部分だけ落とすと、輪シミが残るので必ずジャケット全体を水洗いする。

・襟元の汗ジミや、水溶性のシミには、おしゃれ着用中性洗剤とぬるま湯で、たたいて落とした後、取り扱い表示の温度で押し洗いをして、すすぎと脱水をしっかりする。

・食べ物で付着した油シミや、化粧品系の油性のシミには、台所用洗剤、クレンジングオイル、除光液を1:1:1で混ぜたシミ取り溶剤を使い、叩いてシミを落としてから、押し洗いをして、すすぎと脱水をしっかりする。

・ダウンジャケットの陰干しは2~3日かけて行う方が良い。内部を完全に乾かしてから保管する。

・ダウンジャケットを保管する前に、防水スプレーをかけておくと、次回着用時にシミや小さい汚れの付着防止になる。

・ダウンジャケットは、型崩れしないようハンガーにかけて保管する。もしたたむ場合はジャケットの上に、他の衣類をのせない。