鉛筆をプラスチック製の筆箱に入れて持ち歩いているうちに、うっすら黒く筆箱が汚れてきたことはありませんか?

 

とくに、お子さんの場合は濃い鉛筆を使うことが多く、さらに筆箱がランドセルの中で毎日揺られているので汚れもつきやすいことと思います。

 

広範囲で黒ずんでくると、何とかしたくなりますよね。

 

今回は、プラスチック製筆箱の鉛筆汚れの落とし方についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

鉛筆汚れの原因や消すためのコツ

 

鉛筆は、黒鉛と粘土を混ぜたものを焼成し、固めたものが芯になっています。

 

黒鉛の割合が多いほど濃く、やわらかい芯になっています。

 

濃い鉛筆は柔らかいので、筆箱の中で揺すられてあちこちに当たってこすれるたびに芯が削れて当たったところを汚していってしまうのです。

 

この汚れをきれいにするコツは、洗剤を使うこと

 

鉛筆の芯が原因の汚れは、酸性です。ですからアルカリ性のものを使うと、効率よく汚れを溶かして浮かび上がらせることができます。

 

浮かび上がった汚れをふき取るだけで驚くほどきれいになります。

 

鉛筆ですから、消しゴムでこすって取れないこともないのですが、広範囲だと結構力もいって手間な上に、細かいことろは消しゴムをかけられませんよね。

 

カスも払わなければいけないし、むらなく均一に消しゴムをかけるのもなかなか難しい…。労力の割にすっきり仕上がりません。

 

洗剤を使えば、より少ない労力で効率的に汚れを取り除くことができます。

 

プラスチック製筆箱の鉛筆汚れの落とし方

 

プラスチックについた鉛筆の汚れを落とすのに効率の良い方法は、「洗剤で汚れを緩めて、スポンジなどでこすり取る方法」です。

 

可能なら、水洗いしながらスポンジなどでこすれたらとても効率よく汚れを落とせます。

 

ここでは、おすすめの洗剤とスポンジ類を分けてご紹介します。

 

ご家庭にあるものを組み合わせて筆箱をすっきりきれいによみがえらせてください!

 

【オススメの洗剤…汚れを緩めて浮かび上がらせる働き】

①セスキ炭酸ソーダ(アルカリ性)

 

粉を振りかけて、水でこすります。

 

水溶液を吹きかけてしばらくおいてからふき取ってもよいでしょう。

 

キッチンの油汚れを落とすのに絶大な人気と信頼を誇るセスキ炭酸ソーダ。鉛筆の汚れにも有効です。

 

②住居用洗剤(アルカリ性)

 

汚れになじませた後、こすります。アルカリ性の住居洗剤も効果を発揮します。

 

オレンジの皮に含まれる成分を配合した、手肌に優しいタイプも市販されています。

 

さわやかな柑橘系の香りも気分を上げてくれるかもしれません。

 

③重曹(アルカリ性)

 

粉を振りかけて、水でこすります。

 

重曹もアルカリ性の物質ですので、鉛筆の汚れを浮かび上がらせる力があります。

 

そして、重曹のもう一つの特徴はクレンザーとしても優れているところ。

 

市販のクレンザー入りの洗剤の多くは、汚れをこすり落とすクレンザーの粒がプラスチックより硬いことが多く、プラスチックをいためてしまう恐れがあります。

 

しかし、重曹は鉛筆汚れよりは硬いけれども、プラスチックよりは柔らかいのです。

 

重曹は、アルカリ性で化学的に汚れを溶かしだすだけでなく、物理的に汚れをこすり落とす力もあるということなのです。

 

④食器用洗剤(中性)

 

汚れになじませた後、こすります。

 

アルカリ性ではなく、中性洗剤でも鉛筆の汚れを浮かび上がらせる働きは期待できます。

 

アルカリ性のものが手元にない時や手肌に優しいもので洗いたいときは、食器用洗剤などの中性洗剤でも試してみてください。

 

【オススメのスポンジ類…浮かび上がった汚れをこすり取る働き】

①アクリルたわし

 

プラスチックを傷つけることなく、すっきり汚れを洗い落とすことができます。

 

②メラミンスポンジ

 

激落ちくんなどの名前で市販されている、水をつけてこするだけで汚れが研磨されて落ちていくスポンジです。

 

実は、メラミンスポンジと水だけでも鉛筆汚れはきれいになりますが、力を入れてこすりすぎるとプラスチックを傷めてしまうこともあるので、注意が必要です。

 

③不織布のクロスやキッチンペーパー

 

掃除用の不織布のクロスでふき取ることも可能です。

 

汚れをしっかり浮かび上がらせてあれば、普通のキッチンペーパー、ティッシュペーパーなどでふき取ってもOKです。

 

洗剤×こすり取り、お手元にあるものを組み合わせてみてください。丸洗いできるような筆箱なら最後に水ですすげばピカピカです。

 

この方法で、鉛筆の汚れ以外の色鉛筆やクレヨン、ペンの汚れの多くも一緒にすっきり取れてしまうでしょう。

 

また、これらの方法はもちろん筆箱以外のプラスチック製品にも有効です。

 

鉛筆削りの削りカスを受けるプラスチックのケースや、デスクの引き出し、小学生の使うプラスチック製のお道具箱など、いろいろなものをきれいにすることができます。

 

プラスチック製の筆箱をきれいにするときの注意点

①傷つけ注意

プラスチックは意外と柔らかい素材です。

 

研磨剤入りの洗剤やメラミンスポンジの使い過ぎで傷がつくこともあるので、それらを使用するときは注意してください。

 

②しっかりふき取りをおこなう

水で丸洗いできるものならばそうすればよいのですが、ふき取って仕上げるときはしっかり洗剤をぬぐい取ってください。

 

アルカリ性の洗剤は製品を傷めることもあるので、ふき取りが甘いためにほかのものにも洗剤を付着させてしまわないように注意が必要です。

 

プラスチック製筆箱の鉛筆汚れが発生しないための対策

①マスキンングテープをはる

内側の底や側面にマスキングテープを貼りこみます。

 

汚れてきたら貼り換えましょう。

 

細いものを何本も貼るより、幅広のものも組み合わせて貼る方がよいですね。

 

様々なバリエーションがあるマステ。汚れ防止だけでなく、プチデコ、プチリメイク感覚で楽しんでしまいましょう。

 

②鉛筆にキャップをする

鉛筆に必ずキャップをするようにすれば、筆箱内の汚れ防止に大きく貢献します。

 

③定規などは使うたびにふき取る、消しゴムを黒いままにしておかない

定規を使うと、意外と鉛筆の芯が削れて汚れているものです。

 

使うたびにふき取るとよいですね。

 

消しゴムも、黒いままカスがついたまましまうと汚れの原因になります。

 

しっかり白くしてからしまうようにしましょう。

 

④消しゴムを紙ケースに入れる

また、プラスチック消しゴムは、含まれている成分により筆箱のプラスチックを溶かしてくっついてしまうこともあります。

 

対策方法として、紙のケースをつけて使うようにしましょう。

 

上記で紹介した、筆箱内にマステを貼る方法は消しゴムのくっつき対策にも有効です。

 

まとめ

まとめ

 

 鉛筆汚れは、濃い鉛筆ほどつきやすく、酸性の汚れ。

 

 アルカリ性のもので汚れを浮かび上がらせふき取る方法が有効。

 

 アルカリ性の、セスキ炭酸ソーダ、住居用洗剤、重曹、中性の食器用洗剤で汚れを浮かせるのでおすすめ。

 

 アクリルたわし、メラミンスポンジ、不織布のクロスやキッチンペーパーの類でふき取ると良い。

 

 可能なら水で流して丸洗いする。

 

 メラミンスポンジはプラスチックを傷つけにように注意し、また洗剤成分が残らないようにふき取る。

 

 筆箱内にマステを貼ることで汚れ防止になる。

 

 鉛筆にキャップをする、消しゴムや定規についた汚れをつどつど落とすことで汚れ防止に。

 

 消しゴムはプラスチックにくっついてしまうことがあるので注意する。