【指や爪についた毛染め液(ヘアカラー)の落とし方】簡単!!キレイに取る方法を紹介!

 

市販のヘアカラーは自宅で簡単にセルフカラーリングができてとてもお手軽な商品です。

 

しかし、カラーリングは1人で行うと手や爪に染料がつきやすく放置してるとどんどん取れにくくなってしまいます。

 

 

 

そこで今回は、『指や爪についた毛染め液(ヘアカラー)の落とし方』についてご紹介していきます。

 

ヘアカラーの種類と特徴

ヘアカラーには、白髪染めや髪を茶髪に染める時に使う・・・

  • 市販のカラー剤
  • ブリーチ剤
  • カラートリートメント
  • ヘアマニキュア

など様々な種類があります。

 

これらのヘアカラーは手や爪についた時にすぐに洗い流せばきれいに汚れが取れます

 

しかし、汚れを放置しているとどんどん取れにくくなることに加えて、皮膚トラブルが起こることもあります。

 

特に市販のカラー剤、ブリーチ剤には毛髪のメラニンを脱色しながら髪の毛を染める酸化染料が配合されていて皮膚への刺激が強く、アレルギー反応を起こして発赤やかぶれなどを起こす危険性があります。

 

そのため、カラー剤、ブリーチ剤が皮膚についた場合は手や爪でも油断せずに早めの対処が必要です。

 

また、市販のカラー剤は皮膚についても染まりにくく比較的簡単に汚れが落とせますが、白髪染めは色味が濃いものが多く中々汚れが取れません。

 

カラートリートメントやヘアマニキュアは発色が良い分皮膚も染まりやすく汚れが落ちにくい特徴があります。

 

そのため、なるべく指や爪を汚さない工夫をすることも大切です。

 

指や爪についたヘアカラーを落とす時のポイント

 

手や爪にヘアカラーの染料がついてしまい、汚れが落ちない時の原因は、染料が皮膚の溝や、爪と指の皮膚の間に入り込んでいる場合が多いです。

 

そのため、汚れを落とす時は念入りに手指を洗うこと皮膚の溝や爪の間など細かい場所でも洗うことのできる道具を用意すると良いでしょう。

 

指や爪についた毛染め液(ヘアカラー)の落とし方

①石鹸を使う方法

「ac 写真 石鹸」の画像検索結果

 

こちらの方法は、自宅にあるもので簡単にできるヘアカラーの落とし方です。

 

ヘアカラーが指や爪についてしまっても数分程度の時間経過なら、この方法で落とすことができます。

 

自宅にカラーリムーバーやクレンジングオイルがない方におすすめです。

【用意するもの】

✔ 石鹸、洗顔料、歯磨き粉

✔ ぬるま湯(42度前後)

✔ 爪用ブラシ

✔ 洗面器

手順

  1. 洗面器にぬるま湯を溜めます。
  2. ぬるま湯に汚れている箇所を浸して5分ほど皮膚をふやかします。
  3. 石鹸や洗顔料を手につけて洗います。爪の汚れには歯磨き粉がおすすめです。
  4. 皮膚の溝や爪の間などの細かい部分は爪用ブラシで落としていきます。
  5. 汚れが落ちたらお湯で手をすすぎます。

洗顔料や歯磨き粉は、皮膚の細かい部分まで洗えるようにスクラブが入っているものがおすすめです。

 

特に爪がヘアカラーで汚れてしまったけどネイルを落としたくない人は、歯磨き粉で爪を洗うとヘアカラーの汚れを落とすことができます。

 

②カラーリムーバーを使う方法

 

カラーリムーバーとはヘアカラーの染料を落とす時に使われる薬品で、美容室でもカラー剤を塗った後に額についたカラー剤を拭き取る時に使用しています。

 

ヘアカラー専用の薬品なため、しつこいヘアカラーの汚れにも有効なので確実に汚れを落としたい方におすすめです。

【用意するもの】

✔ コットン

✔ カラーリムーバー

手順

  1. カラーリムーバーをコットンに染み込ませます。
  2. コットンで汚れている部分を拭き取ります。
    ※中々ヘアカラーの色が落ちない場合はカラーリムーバーを染み込ませたコットンを汚れている部分に乗せて数分放置しましょう。
  3. 使用後は手を洗いましょう。

カラーリムーバーは効果は大きいですが、理美容専門の技術者用の商品が多く、販売業者も一般の人の使用を推奨していません。

 

そのため、使用する時は商品の使用方法を守って使用しましょう。

 

また、カラーリムーバーは同じ名前で毛髪内部の染料を除去する用途のものが販売されていますが、こちらで紹介するカラーリムーバーとは違ったものなので購入する時には間違えないよう注意が必要です。

 

 

③クレンジングオイルを使う方法

 

こちらの方法は、カラーリムーバーが自宅にない場合や洗っても中々汚れが落ちない場合におすすめの方法です。

 

クレンジングオイルは基本的にメイクを落とす時に使う道具ですが、指や爪についたヘアカラーを落とす時にも使うことができます。

 

汚れが落ちる仕組み

 

クレンジングオイルには界面活性剤が含まれており、メイクを落とす時には水とオイルが混ざることによって「乳化」が起き、界面活性剤が油分を含むメイクを皮膚から引き剥がします。

 

カラー剤にはもともと界面活性剤が含まれており、この乳化の行程はカラーリングの手順でも使われています。

 

美容室では頭皮についた余分なヘアカラーを落とすために、ヘアカラーを髪に塗った後にぬるま湯で頭皮をマッサージして乳化を行います。

 

クレンジングオイルは、この応用で一度洗って乳化をしても取りきれなかった汚れを再度乳化させて除去していきます。

 

【用意するもの】

✔ メイク用クレンジングオイル

✔ ぬるま湯(42度前後)

✔ 石鹸

✔ 蒸しタオル

手順

  1. クレンジングオイルを汚れている部分に乗せて馴染ませます。
  2. 蒸しタオルを汚れている部分に被せて数分待ちます。
  3. 数分経ったら蒸しタオルを外して汚れている部分にぬるま湯を少量かけて軽く擦ります。
    ※優しくマッサージするように行いましょう
  4. 汚れが浮いてきたらぬるま湯で流して、石鹸で手を洗います。

クレンジングオイルを使用する際は、乾いた手でクレンジングオイルを乗せましょう。

 

クレンジングオイルが白っぽく色が変わるのが乳化の合図です。

 

④ノンアセトンの除光液を使う方法

「ac 写真 除光液」の画像検索結果

 

こちらの方法は、マニキュアを塗ってない爪やジェルネイルをしている人におすすめの方法です。

 

除光液には、有機溶剤という有機化合物を溶かす働きのある成分が入っています。

 

そのため、有機化合物が混じっている染料を使用しているヘアカラーも落とすことができます。

 

ただし、除光液は皮脂を奪ってしまうので、使用後爪の表面がパサパサして光沢が失われてしまいます。

 

また、皮膚に使用するものではないので、指や顔についたヘアカラーを落とす時には使用しない方が良いでしょう。

【用意するもの】

✔ コットン

✔ ノンアセトンの除光液

手順

  1. ノンアセトンの除光液をコットンたっぷりと染み込ませます。
  2. コットンを汚れている爪の上に乗せて数分放置します。
  3. ある程度置いたらコットンで爪を拭きます。

ノンアセトンの除光液は基本的にはジェルネイルを溶かすことはありませんが、種類によっては除光液でも溶けてしまうジェルネイルもあるので使用前に確認が必要です。

 

また、白色などの淡い色味のジェルネイルはヘアカラーがつくとすぐに変色してしまい汚れも取れにくいので、施術してもらったネイルサロンで対応してもらうことをおすすめします。

 

指や爪についたヘアカラーを落とす時の注意点

 

指や爪についたヘアカラーを落とす方法の中で、メラニンスポンジや軽石で擦るという方法がよく見られます。

 

しかし、これはヘアカラーが染みている部分を削り落とすだけなので肌を傷めたり、爪が薄くなる危険性があります。

 

また、ネイルなどをしている場合はコーティングが剥がれてしまうので利用しない方が良いでしょう。

 

そして、なによりもヘアカラーがついてしまったら早めの対応が一番大切です。

 

指や爪が汚れたら放置せずすぐに洗い流しましょう。

 

ヘアカラーの汚れ対策をしよう!

 

ヘアカラーが一度手や指についてしまうと落とすのは困難です。

 

そのため、髪を染める時には汚れを防止するための対策を立てることが重要です。

 

手や指を汚さないためには、髪の毛を染める時に手袋をするのが一番の防止策になります。

 

(※市販のヘアアラーにはほとんどの場合手袋がついているのでこれを利用しましょう)

 

また、手袋はヘアカラーを落とすために髪を洗う時にも重要な役割を果たします。

 

洗髪は指の腹で頭皮をマッサージするので皮膚の溝に汚れがつきやすい傾向にあります。

 

さらに薄い色のネイルをしている場合には変色することもあるので、髪を洗う時にも手袋をしましょう。

 

手袋をする時は中に水が入らないように、手首に手袋の上から輪ゴムをかけるのがおすすめです。

 

まとめ

まとめ

 

白髪染めやカラートリートメントは肌につくと取れにくい。

 

 皮膚についたヘアカラーを放置するとアレルギー反応を起こす危険性がある。

 

 皮膚の溝や爪の間は爪用ブラシで落とすと良い。

 

 ヘアカラーの汚れにはカラーリムーバーやクレンジングオイル、石鹸が有効。

 

 爪の汚れにはノンアセトンの除光液が有効。

 

 メラニンスポンジや軽石は使用しない方が良い。

 

 汚れ防止には手袋を使用するのが良い。

 

 

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