【カーペットについたファンデーションの落とし方】簡単‼おすすめの取り方を紹介!

 

大人の女性の身だしなみにかかせないファンデーション。

 

リキッドのタイプやパウダーのタイプ、最近ではCCクリームや色付きの日焼け止めなど、さまざまなファンデーションがありますね。

 

しかし、お化粧をしている時にうっかり、「カーペットにこぼしてしまったり、粉が飛んで付着してしまった…!」という経験はないでしょうか?

 

 

 

カーペットにファンデーションがついてしまったとき、急いで拭こうとすると逆に汚れが広がってしまったりして焦りますよね。

 

そこで今回は、『カーペットについたファンデーションの落とし方』をご紹介します。

 

お困りの際は、ぜひご参考になさってください。

 

ファンデーションの汚れの特徴と落とし方のコツ

 

ファンデーションには、メイク崩れを防ぐための落ちにくい成分が多く配合されています。

 

その成分のおかげで、カーペットなどに付着したときにも落ちにくくなってしまっています。

 

落ちにくい成分の正体は、「顔料と油」です。

 

ファンデーションに使われている顔料は、粘土鉱物が使用されていることが多く、これは泥汚れのようなものです。泥の汚れは普通の洗濯だけでは落ちません。

 

また、ファンデーションに含まれるシリコンオイルの油汚れも水だけで落とすことはできません。

 

他にもUV効果のあるファンデーションには紫外線吸収剤が含まれており、この成分も水に強く、放置すると変色するおそれがあります。

 

ファンデーションはこれらの成分に小さな粒子が合わさって、カーペットの繊維の隙間に簡単に侵入してしまうので、汚れが落としにくくなっています。

 

落とし方のコツは、ファンデーションの汚れは油性のものなので、「ティッシュなどで油分を吸い取ったり、オイルで浮かせてふき取ること」です。

 

ファンデーションがついたら、まずは応急処置が大切!

 

汚れに気づいたらなるべく早く落とすことで、色素がカーペットの繊維に入り込み沈着するのを防げるため、汚れが落としやすくなります。

 

特についた瞬間に適切な方法で落とせば、表面にとどまっている汚れを取り去ることで、ほとんどの場合は簡単に落ちます。

 

こちらでご紹介する応急処置は、汚れを落とすための特別なものが必要なく、気づいたらすぐにできるものです。

【用意するもの】

✔ ティッシュ

✔ ハンドソープ

✔ 布

手順

  1. ついてしまったファンデーションをティッシュではたきます。
    (※このときティッシュは濡らさず乾いた状態ではたいてください)
  2. ティッシュにある程度ファンデーションの汚れを移せたら、ハンドソープを汚れ部分に馴染ませます。
  3. 汚れが薄くなるまで、2の作業を繰り返します。
  4. ハンドソープがよく馴染んだら、ティッシュでふき取ります。
  5. 最後に水を含ませた布でトントンとふき取ります。
 それでも落ちなかった場合や、時間が経ってしまっている汚れに対しては、次の方法を試してみてください。

 

カーペットについたファンデーションの落とし方

 

①クレンジングオイルを使用した方法

 

ファンデーションを落とす目的であるクレンジングオイルは、メイク落としのなかでも最も洗浄力が強いです。

 

オイルは馴染ませることで汚れと素早く混ざり、水で乳化させることにより汚れを浮かせます。

 

メイクを落とすのと同じ原理で、汚れを浮かせる方法です。

 

注意する点は、必ずクレンジングオイルを塗って馴染ませてから、水をつける点です。

【用意するもの】

✔ クレンジングオイル

✔ 水で濡らした布

手順

  1. クレンジングオイルを適量にとり、汚れ部分に指で馴染ませます。
  2. 汚れが浮いてくるまで指でくるくると優しく擦ります。
  3. 汚れが浮いてきたら、水をふくませた布の綺麗な面で何度かたたくように拭きます。
  4. 最後に乾いた布で拭きます。

 

②ベンジンを使用した方法

 

ベンジンは石油から作られた無色の液体です。

 

薬局で簡単に手に入り、油分をよく溶かすという特性があります。

 

そのうえ、繊維を傷めずに汚れを落とすことができます。

【用意するもの】

✔ ベンジン

✔ 布

✔ 歯ブラシまたはスポンジ

手順

  1. 歯ブラシまたはスポンジにベンジンをつけ、汚れた部分を軽く叩きます。
  2. 水をふくませた布でたたくように拭きとります。
  3. 最後に乾いた布で拭きます。

 

③台所用洗剤を使用した方法

「ac 写真 台所用洗剤」の画像検索結果

 

料理の油を落とすことのできる台所用洗剤は、同じくファンデーションの油も落とすことができます。

 

中性洗剤は繊維を傷めないので、中性洗剤を使用しましょう。

 

ファンデーションが付着してから時間が経ってしまっている汚れには、台所用洗剤とクレンジングオイルを1:1で合わせて使うと効果的です。

【用意するもの】

✔ 台所用洗剤

✔ 布

手順

  1. ファンデーションの汚れ部分に洗剤をつけます。
  2. ぬるま湯をふくませた布でたたくように拭きとります。
  3. 最後に乾いた布でふきます。

 

④オレンジオイルまたは台所用マジックリンを使用する方法

 

ファンデーションは油性の汚れなので、洗浄力と油分を分解する働きのあるアルカリ性の洗剤が効果的です。

 

ただしアルカリ性洗剤は白いカーペットに使用する場合、変色する恐れがあるので、使用しないでください。

【用意するもの】

✔ オレンジオイルまたは台所用マジックリン

✔ お酢

✔ 布

✔ お酢をつけるタオル

手順

  1. オレンジオイルまたは台所用マジックリンを汚れにつけます。
  2. つけたあとに、布でつまむようにして十分にふき取ります。
  3. お酢をつけた綺麗な濡れタオルで洗剤をふき取ります。(アルカリ性に酸性を加えることで中和させ、生地のダメージを減らしてくれます)

 

⑤掃除機を使用した方法

「ac 写真 掃除機」の画像検索結果

 

汚れ部分に洗剤洗剤を塗り、汚れを浮かせたところで掃除機の吸引力を使って、当て布に汚れを移動させる方法です。

【用意するもの】

✔ 洗濯洗剤(液体のもの)

✔ ぬるま湯

✔ 掃除機

✔ 雑巾

手順

  1. 液体洗剤をぬるま湯に溶かしたものを、汚れの上から塗ります。(水気はなるべく少なくしてください)
  2. 汚れ部分に雑巾をかぶせ、その上から掃除機のパワーを強にして吸います。
  3. 汚れが吸い取れるまで、12を繰り返します。

 

⑥メイクスポンジ洗い液を使用した方法

 

メイクスポンジの汚れを洗浄する目的の洗い液がドラッグストアに販売しています。

 

スポンジについてファンデーションの汚れを分解して浮かせる働きがあるため、カーペットに使用しても効果があります。

【用意するもの】

✔ メイクスポンジ洗い液

✔ 水を含ませた布

手順

  1. メイクスポンジ洗い液を汚れ部分につけ、指で馴染ませます。
  2. 水を含ませた布でふきとります。

 

ファンデーションの落とす際の注意点

落としやすくする工夫

 

  • ファンデーションの汚れを落とす際に、ゴシゴシとこすらないこと

カーペットの生地を傷めますし、汚れが染み込んでしまったり、広がることがあります。

 

日常の外出程度であれば、SPF15-20程度でも十分です。

 

  • 必ずカーペットの素材を確認してから行うこと

カーペットの素材で合成繊維を使用したアクリルやナイロン、ポリエステルなど薬品に強い性質のものや、ポリプロピレンは洗濯、酸やアルカリにも強いので、汚れ落としもしやすいです。

 

対して天然繊維であるウールやコットンにはダメージの少ない中性洗剤を使った方法などを試してみてください。

 

それでも素材によっては色落ちが起こる可能性もあるので、カーペットの端などで試してから汚れを落としましょう。

 

ペルシャ絨毯や手染めなどといった色落ちしやすいカーペットは、必ずクリーニング業者や購入した店舗に相談しましょう。

 

 

カーペットのファンデーション汚れを防ぐ方法

 

お化粧をする場所に、お化粧をする間だけでもカーペットの上にレジャーシートやビニールを敷くと、汚れを気にすることがありませんのでおすすめです。

 

また、ダイレクトにこぼしたりしなくても、ファンデーションは肌に塗るときにパウダータイプはブラシでとると、まわりに飛び散っている可能性があります。

 

飛び散りを防ぐためにスポンジで静かにのせるようにしましょう。

 

また、ファンデーションがリキッドタイプのものでしたら飛び散ることは少ないですが、ボトルから垂れてしまうことがありますので、カーペットに直に置くことは避けましょう。

 

まとめ

まとめ

 

ファンデーションには色素成分と油が配合されているため、水だけでは落ちにくい。

 

 汚してしまったら、なるべく早く対処するようにする。

 

 応急処置として、ティッシュとハンドソープを使用した方法を試すと良い。

 

 応急処置で落ちなかった場合は、クレンジングオイルを使用した方法、ベンジンを使用した方法、台所用洗剤を使用した方法、オレンジオイルまたは台所用マジックリンを使用した方法、掃除機を使用した方法、メイクスポンジ洗い液を使用した方法がある。

 

 普段から定期的にカーペット掃除することで、見逃しがちな汚れを落とすことができる。

 

 

こちらの記事もおすすめ!