【靴についた猫の糞(フン)の臭い消し方法】簡単!!キレイに取る方法を紹介!

 

道を歩いていたら、うっかり猫のフンを踏んでしまったという経験はありませんか?

 

 

猫は可愛らしい見た目ですが、排泄物は非常に臭いがきつい上に一度ついてしまうと中々取れません。

 

靴で踏んでしまったまま放置いていたら、臭いが残ってしまったという方も多いと思います。

 

今回は、靴で踏んでしまった猫糞(フン)の臭い消し方法をご紹介します。

 

猫の糞(フン)の臭いは超頑固!臭いの原因とは?

 

動物のフンは「肉食動物」「草食動物」で臭いが大きく異なります。

 

肉食動物はフンの悪臭の原因であるタンパク質や脂質を草食動物よりも多く摂るため、草食動物よりも臭いがきつくなります。

 

そのため、猫もこれと同じく肉食動物ですので、フンはウサギやモルモットといった草食動物よりもフンの臭いがきつくなりがちです。

 

猫のフンが悪臭を放つ原因となる成分は2つあります。

 

①アンモニア

まず1つ目はアンモニアです。

 

アンモニアは猫だけでなく犬や人間の排泄物にも含まれていて、トイレの悪臭の原因物質にもなっています。

 

このアンモニアの臭いを消すにはアンモニアを分解する必要があります。

 

アルカリ性であるアンモニアを分解するには酸性のもので分解するのが有効な手段です。

 

②硫黄含有化合物

2つ目の成分は猫のフン特有の成分である揮発性の硫黄含有化合物です。

 

この硫黄含有化合物の成分は猫が縄張りを主張するための臭い成分です。

 

これは生魚などにも含まれていて、この金属イオンと結合することで臭いが和らぐと言われています。

 

猫のフンの臭いが靴から消えない場合はこの2つの成分が靴に残っていることが考えられるため、これらの成分を消すことを意識して対処すると良いでしょう。

 

猫のフンを踏んでしまった時の正しい対処法

 

猫のフンを踏んでしまった時は、フンが乾いて靴底にこびりついてしまわないように早めに対処しましょう。

 

対応が遅れると雑菌の繁殖・靴の素材への染み込みにより、臭いも落ちにくくなります。

 

猫のフンが靴底についていて既に乾いてしまった場合にも、先にこの方法でフンを落としてから脱臭をしましょう。

【用意するもの】

✔ ティッシュペーパー

✔ 水

✔ いらない歯ブラシ

✔ 歯磨き粉

手順

  1. ティッシュペーパーやいらないハンカチなどで靴底についた猫のフンをなるべく綺麗に取り除きます。
  2. 靴底にフンが残っていたら水で洗い流します。
  3. いらない歯ブラシに歯磨き粉をつけて靴底を擦ります。
  4. 汚れが取れたらサイド水ですすいでからテッシュペーパーなどで水気を拭き取ります。
  5. さいごに風通しの良い場所で干しましょう。

歯磨き粉にはスクラブが入っていますので、歯磨き粉をつけて歯ブラシで靴底を擦ることによって靴底の細かい溝に入り込んだ猫のフンも掻き出すことができます。

 

猫のフンは少量でもかなり臭うので、歯ブラシで靴底を擦る時は靴の溝の中もしっかりと洗うことが大切です。

 

ただし、強く擦りすぎると靴底が削れてしまうので注意が必要です。

 

また、革靴などに見られるレザーソールは水に弱いのでウェットティッシュなどで拭くだけにしておきましょう。

 

靴についた猫の糞(フン)の臭い消し方法

①消臭スプレーを使った方法

 

靴にこびりついた猫のフンの臭いを取るには、猫のフン用の消臭スプレーを使用するのが一番良い方法です。

【用意するもの】

✔ 消臭スプレー

✔ いらない布、テッシュ等

手順

  1. 猫のフンが付着した部分に消臭スプレーを大量に吹きかけます。
  2. いらない布やティッシュなどを靴に貼り付けてパックします。
  3. 數十分放置して、風通しの良い場所で干しましょう。

 

【CHECK!!】

 

しかし、一度きりしか使わないものを購入するのは気が進まないという方も多いのではないでしょうか?

 

そんな時は市販の消臭スプレーでも代用することができます。

 

代用品を選ぶポイントは、銀などの金属イオンを配合したものがおすすめです。

 

金属イオン配合のスプレーは猫のフンの硫黄含有化合物の臭いを和らげるのに有効なので、猫のフン専用のものでなくても一定の効果があります。

 

また、銀には殺菌効果もあるので猫のフンの菌を除去することもできます。

 

さらに、金属イオン含有のスプレーは生ゴミ用の消臭スプレーに多いので、靴に使った後に余っても日頃の掃除に使うことができます。

 

 

②クエン酸やお酢を使った方法

 

クエン酸やお酢は酸性なので、猫のフンの臭い物質であるアンモニアの分解に有効です。

【用意するもの】

✔ クエン酸、またはお酢

✔ バケツ

✔ 中性洗剤

手順

  1. クエン酸またはお酢をお湯で薄めます。
  2. 薄めた溶液をバケツに入れて靴底を浸します。
  3. 數十分放置してから、中性洗剤で浸け置きしてから靴を丸洗いします。
  4. 最後に風通しの良い場所で干します。

クエン酸を使用するときはお湯500mlに対して小さじ2杯、お酢を使用するときはお湯とお酢の割合を1:1になるように溶液を作ります。

 

この方法は酸素系漂白剤でも代用が可能です。

 

ただし、スニーカーなどの布の靴の場合は、布部分に酸素系漂白剤がつくと色落ちしてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

③茶殻やコーヒーかすを使った方法

 

茶殻やコーヒーかすには、脱臭効果があります。

 

コーヒーかすは多孔質な物質なので使用することで猫のフンの臭い成分を吸着してくれることが期待できます。

 

また、茶殻に含まれる茶カテキンには殺菌効果もあります。

【用意するもの】

✔ コーヒーかす、茶殻

✔ 新聞紙

✔ 中性洗剤

手順

  1. 新聞紙を広げた上にコーヒーかす、または茶殻を満遍なく敷きます。
  2. 新聞紙の上に敷いたコヒーかす、または茶殻の上に靴を置いて數十分放置します。
  3. 放置した後は中性洗剤で靴を丸洗いして風通しの良い場所で干しましょう。

茶殻やコーヒーかすは通常捨てることが多いものですので、この方法は靴の脱臭とリサイクルができる便利な方法です。

 

後片付けも新聞を茶殻やコーヒーかすと一緒に丸めて捨てるだけですので、非常にお手軽な方法です。

 

また、靴が色移りしない素材であればジップロックなどの密閉容器に靴と茶殻を入れて振ることで、猫のフンが付着した靴底だけでなく靴の中も脱臭と殺菌をすることができます。

 

靴についた猫のフンの臭いを取るときの注意点

①早めの対処が大切!

多くの汚れがそうであるように、猫のフンも汚れを長時間放置してしまうと悪臭が靴にこびりついてしまい臭いが取れづらくなってしまいます。

 

そのため、猫のフンを踏んでしまった時は早めにフンを処理するのが大切です。

 

②雑菌には十分注意する

猫のフンは雑菌が多く含まれています。

 

中には人間に感染するサルモネラ症やQ熱などの病気の元になる雑菌もありますので、靴についた猫のフンを取り除くときだけでなく、臭いを落とすときにも手袋着用して作業することをお勧めします。

 

仮に素手で行う場合には、必ず手洗いや消毒を徹底して行いましょう。

 

まとめ

まとめ

 

✔ 猫のフンを踏んだ時には早めに対処する。

 

 猫のフンの悪臭成分であるアンモニアは酸性のもので中和する。

 

 猫のフンの悪臭成分である硫黄含有化合物は金属イオンを使用したものが有効。

 

 茶殻やコーヒーかすには脱臭効果がある。

 

 猫のフンがついた靴は手袋を着用してから洗浄と脱臭する。または手洗いと消毒をする。

 

 乾かすと猫のフン特有の悪臭が緩和される。

 

 

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